【Python】venvでの仮想環境の構築
概要
Pythonで開発する際に、他のPythonプログラムの影響を受けずにモジュールの追加や変更を行いたい場合、仮想環境の構築が有効です。
この記事では、venvを使用してPythonの仮想環境をどのように構築するかをまとめました。
実行環境
Python:Python 3.12.4
仮想環境の作成
仮想環境を作成するには、以下のコマンドを実行します。
code:仮想環境の作成.ps1
python -m venv {仮想環境のディレクトリ名}
仮想環境のディレクトリ名は任意ですが、以下の4つが一般的です。
.venv、venv、.env、env
仮想環境の起動
仮想環境を起動するには、以下のコマンドを実行します。
code:仮想環境の起動.ps1
.\{仮想環境のディレクトリ名}\Scripts\activate
起動に成功すると、プロンプトの先頭に仮想環境のディレクトリ名が表示されます。
https://gyazo.com/1bcf276a7f69e799ebb0514597071a58
もし「このシステムではスクリプトの実行が無効になっているため~」という実行ポリシーに関するエラーが発生した場合、以下のコマンドを実行し、実行ポリシーを一時的に変更します。
code:実行ポリシーの一時的な変更.ps1
Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy Bypass -Scope Process
仮想環境の停止
仮想環境を停止するには、以下のコマンドを実行します。
code:仮想環境の停止.ps1
deactivate
停止すると、プロンプトの先頭が元に戻ります。
https://gyazo.com/b76db682ebd66f5bd577a021fa8ba4ef
参考