1. Raspberry Pi 4を用意する
次の三つは必須のものです。
2)電源
3)OSの書き込まれたmicro SDカード
Raspberry Pi 4 本体はメモリが2GBのものと4GBのものがあります。とりあえず1台手に入れ遊んでみるならば、メモリの大きな4GBのものを薦めます。Raspberry Pi 4に特定の仕事をさせる目的ならば、仕事の内容にもよりますが、2GBのものでも十分すぎることもあります。その場合は、Raspberry Pi 3以下のモデルも選択肢に入ってくるでしょう。Raspberry Pi はモデルによらず同じ公式基本ソフト(Raspbian)で動きます。インストールの方法もほとんど同じです(接続ケーブルに違いがあります)。
電源については、5V3A(15W)のものが推奨されています。USB Type-Cと呼ばれる形状の端子が付いたケーブルから取ります。実際は3Aの電流を使うことはほとんどなく、例えばAndroid用の充電ケーブルの先端にUSB Type-Cへの変換器を付けたり、USBコンセントから一方がType-Aで他方がTupe-Cのケーブルを繋いだ3Aに満たない電源でも動くでしょう。Raspberry Pi 4単体ではしっかり電圧を保てる電源ならば0.5Aぐらいでも動作します。しかしHDMI、USB2および3、LAN、GPOI、カメラなどのIO端子を使うとより多くの電力が必要になり、必要な電圧や電流を保てないと動作が不安定になります。やはり、推奨されている電力を取り出せる電源を一つ持っておくと良いでしょう。その上で、いろいろアダプターやケーブルなどを試してみるのも良いと思います。
OSの書き込まれたmicro SDカードは秋葉原などで売っていたり、上記の3点およびケースをセットにしたものもネットでも手に入れることができます。なお、OSは後で述べるRaspberry財団のホームページからダウンロードしてきて自分でSDカードに焼き付ける方法もあり、できればそれを是非覚えてください。
言い忘れましたが、ケースと熱を逃すヒートシンクもあった方が良いでしょう。これはスマホのケースほどではないものの色々なデザインのものが出ていますので、気に入ったものを手に入れてください。秋葉原やネットでも探せます。意すべきは、Raspberry Pi 4 用と明記されているものでなければなりません。
デイスプレー、キーボード、マウスは必要かは、もう少し先になって説明します。
秋葉原はどこの店に行けば良いのか。
秋月電子通商、千石電商(本店、ラジオデパート点)、マルツ秋葉原本店(2階)、ツクモロボット王国など
#こららの店は、オンライン販売も行っています。
アマゾンでもRaspberry Piで検索すると、単体からキット、ケースのみもあります。