2009年の履歴
2009年12月15日
つくばでの集会はお休みです(下記のワークショップに合流)。
第15回CEReS国際シンポジウム(12月15-16日,千葉大学)
2009年12月8日 17:15-
中嶋信美(国立環境研究所 生物圏環境研究領域)
タイトル:ランドサットのデーターを使ったナタネ群落の検出
概要:河川敷などで生育しているナタネ類が過去にどのような分布状況だったのかはフィールド調査の記録がない。しかし、これは遺伝子組換えナタネが環境中に逸出したときに、どのような分布拡大をしていくのかを推定するための重要なデーターとなる。私は関東地方の4月頃の関東地方のランドサットの画像データーを購入し、画像解析が得意な大学院生に解析してもらい、ナタネ群落と思われる場所を抽出してもらった。抽出された場所を現地調査した結果、7割程度の確率でナタネ群落を見つけることができた。問題としてタンポポや芝の若芽と区別が難しいことがわかった。
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A first Course in Atmospheric Radiationのレビュー。分子の振動と回転が結合した遷移による、吸収スペクトルの分裂(P, Q, R branch)。多原子分子の振動モード数。
2009年12月1日 17:15-
田中健太郎(筑波大学4年)
タイトル:衛星リモートセンシングを用いたスギ花粉飛散状況の推定
概要:スギ花粉を原因とする花粉症患者数は年々増加しています。花粉についての情報(いつ、どこに、どれくらい...etc)を知ることは患者にとって重要であると考えられます。スギがどれくらい花粉を生産するかは7-8月の気象条件が関係すると言われています。本研究では、衛星によって推定されたスギ林上の光合成有効放射(PAR)と翌年のスギ花粉総量との相関を調べました。また、過去5,6年のデータから回帰式を作成し、前年のPARから翌年のスギ花粉総量の推定を行いました。
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A first Course in Atmospheric Radiationのレビュー。分子の振動に伴うエネルギー準位。
2009年11月24日 17:15-
小野圭介(農業環境技術研究所)
タイトル:衛星リモセンデータを用いた農耕地フラックスの推定:論点の整理
概要:農耕地では、作物栄養の観点から、窒素・炭素の動態については古くから研究の蓄積があり、その成果を反映したプロセスモデルの開発も精力的に行われている。ただし、これらのモデルはリモセンデータとの親和性が必ずしも高くないため、広域評価の際には、一般にインベントリーデータが用いられることが多い。今回の発表では、このような背景を踏まえ、衛星リモセンデータから農耕地フラックスを推定する際に重要と思われるポイントをいまいちど整理し、今後取り組むべき課題について議論を深めたい。
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A first Course in Atmospheric Radiationのレビュー。気体分子の電気双極子モーメント・磁気双極子モーメントと、電磁波から受ける影響。
2009年11月17日 17:15-
林 健太郎(農業環境技術研究所)
タイトル:大気-陸域間窒素交換概論-いつか広域評価を
概要:大気と陸域の間では,炭素循環や水循環と同様に窒素循環も起きています.今回は,大気と陸域間の窒素循環について概要をお示しした後で,特に窒素化合物の乾性沈着に的を絞り研究事例を紹介します.そして,いつか,窒素交換の広域評価をやりたいなと考えているところをお話いたします.
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A first Course in Atmospheric Radiationのレビュー。気体分子の回転によるエネルギーレベルの遷移による吸収スペクトル。
2009年11月10日 17:15-
楊 帆(ヤン ファン)(筑波大学)
タイトル:霞ヶ浦流域における不浸透面(Impervious Surface Area)の推定
概要:不浸透面(Impervious Surface Area, ISA)は、コンクリート、アスファルトなど水が土に浸透できない人工地表面である。不浸透面率(ISA%)は、都市発展指標という役割に加え、流域環境評価の指標として提案された。いくつかの研究では、不浸透率が増加するにつれ、水循環と熱環境の特性が変わることが報告されている。本研究では、スペクトルミクスチャ解析法(Spectral Mixture Analysis, SMA)を用いて、霞ヶ浦流域における不浸透面の長期変化を解析した。
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A first Course in Atmospheric Radiationのレビュー。量子化された角運動量。
2009年10月27日
つくばでの集会はお休みです(下記のWorkshopに合流)。
AsiaFlux Workshop 2009(10月27-29日,札幌)に合流
2009年10月20日 17:15-
瑞慶村知佳(筑波大学4年)
タイトル:どうやって耕作放棄地のマッピングをするか
概要:AVNIR-2のデータを使って、つくば市真瀬地域(2km四方)を対象に耕作放棄地のマッピングを試みているところです。今回は、その方法と途中段階のマッピングをお見せしたいと思います。
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A first Course in Atmospheric Radiationのレビュー。
2009年10月13日 17:15-
田中健太郎(筑波大学4年)
タイトル:積算温度による木々の展葉開始日の予測について
概要:PEN高山サイトの魚眼レンズカメラ上から木々(ダケカンバ、ウリハダカエデ、ミズナラ)の展葉を観察し、積算温度による展葉開始日の予測が可能かどうかを検証した。過去5年分(2004~2008)の展葉開始日の平均日から考えられる展葉開始日予測の不確かさは5日前後であったが、積算温度による予測では最大でも2日程度の不確かさであった。
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A first Course in Atmospheric Radiationのレビュー。
2009年10月6日
つくばでの勉強会はお休みです(下記のmeetingに合流)。
JaLTER All Scientists Meeting(10月5-7日,菅平)
2009年9月29日 17:15-
佐々井崇博(名古屋大学)
タイトル:BEAMSによる1kmメッシュ炭素収支解析の進捗報告
概要:現在までの衛星データ整備状況を簡単に報告します。
瑞慶村知佳(筑波大学4年)
タイトル:論文レビュー:人工衛星データを用いた荒廃水田の判別(加藤,2003)
概要:卒業研究で、「衛星リモートセンシングを用いた耕作放棄地(作付せず、雑草が繁茂した農地)のマッピング」をしたいと考えています。今回は、その既往研究の一つを紹介し、自分の卒業研究をどう進めていくかなど、簡単にお話ししたいと思います。
高橋厚裕(国環研 地球環境研究センター)
タイトル:マイクロ波による森林バイオマス変化量の推定
概要:北大苫小牧研究林において2003年12月から2004年1月にかけて行われた間伐によるバイオマスの変化量が、航空機搭載型の合成開口レーダ(SAR)による多偏波マイクロ波データでどのように検出されるのかについて解析を行いました。また、2004年9月に北海道を襲った台風18号の影響による同研究林の森林倒壊についてもSARデータを用いて解析を行いましたので報告します。
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A first Course in Atmospheric Radiationのレビュー。
2009年9月15日 17:15-
真板英一(国環研 地球環境研究センター)
タイトル:生態系・生物多様性の情報学
概要:全球規模での環境問題として、気候変動と並んで近年重要視されているのが生物多様性の保全です。来年名古屋で生物多様性条約の締約国会議(CBD COP10)が開催されることから、国内の関連組織(行政・研究機関・市民団体)の動きが活発になってきました。研究や対策には正確な情報・データが必要で、情報・データの共有を如何に効果的に行なうか、が課題のひとつになっています。今回は、CBD COP10に対する研究者サイドの情報共有を目的としたJ-BONと、生態学研究ネットワークJaLTERのデータベースに関してお話させて頂きます。
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A first Course in Atmospheric Radiationのレビュー。
2009年9月8日 17:15-
本岡 毅(筑波大学; 学振特別研究員PD)
タイトル:「北極域スバールバル諸島ニーオルスンでの調査報告」
概要:タイトルそのままで簡単なものなので省略
永井 信(海洋研究開発機構)
タイトル:Landsatがとらえた近年のボルネオの植生変動
概要:ボルネオにおける植生変動とその原因(自然或いは人為的)を明らかにするために、高空間分解能衛星(Landsat, ALOS等)と高時間分解能衛星(MODIS, SPOT)を組み合わせた植生変動解析を行っています。今回は、その計画とLandsatによる解析事例を報告します。
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A first Course in Atmospheric Radiationのレビュー。
2009年9月1日 17:15-
加藤創史(国環研 地球環境研究センター)
タイトル:BEAMSによる1kmメッシュ炭素収支推定のための気象データの整備
概要:名古屋大学と国立環境研究所で進めている1kmメッシュ炭素収支マップ作成のインプットとして、気象データの整備を行っており、その進捗について報告します。
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A first Course in Atmospheric Radiationのレビュー。
2009年8月25日
つくばでの勉強会はお休みです(下記のワークショップに合流)。
GEWEX iLEAPS 合同会議(メルボルン)に合流
2009年08月18日 17:15-
鈴木 力英(海洋研究開発機構)
タイトル: 森林樹冠葉面積指数(LAI)推定のための魚眼画像二値化の新手法
概要:森林樹冠の葉面積指数を推定する簡便な方法として,森林樹冠の魚眼画像を撮影し,画像上で樹体と天空を判別,二値化,その分布から求めることが行われる.樹体と天空を正しく分離するためには,その魚眼画像は通常直射日光のない明条件下(曇天時,日の出前,日没後)で行われる必要がある.しかし,多数の森林を移動しながら写真撮影をするような実際の観測現場では,その条件を満たすことが難しい.本研究は直射日光下で撮影した魚眼画像からでも正確な樹体と天空の判別,二値化ができる方法として,画像を256色分解し,目視判別を行う手法を提案する.この手法を高山サイトで撮影された森林樹冠の魚眼画像を対象に試行した.その結果,特に展葉前の晴天下で撮影された画像には,本研究が提案する手法が適していることが分かった.
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiationのレビュー。
2009年08月11日 17:15-
奈佐原(西田)顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:日本周辺の最近10年間(1999~2008)の展葉フェノロジー
概要:春の展葉のタイミング(展葉フェノロジー)は、気候変動が生態系に与える影響の指標として、よく研究されている。本研究では、極東アジア、特に日本周辺を対象に、衛星データ(SPOT-Vegetation)を用いて、最近10年間の展葉フェノロジーを、地理的・経年的に調べた。また、地上気象データから作成したメッシュ気象データをもとに計算した温量指数と、衛星データから求めた展葉フェノロジーを対比させ、気候に対する応答の感度を、地域や生態系ごとに検討した。それにもとづいて、展葉フェノロジーを気候変動の指標とすることの意味について議論したい。
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiationのレビュー。第7章の最後(複数粒径の雲粒からなる雲の光学特性)
2009年08月04日 17:15-
木下嗣基(国環研 地球環境研究センター)
タイトル:既存の全球土地被覆図を用いた6分類マップの作成について
概要:全球土地被覆はこれまでいくつかのマップが作成されている。それらは分類項目数は10~20前後、精度は60%前後である。これらの全球土地被覆図を、社会・経済の問題に適用する場合は、分類項目数は少なくとも精度が高いマップであることが望ましい。そこで、従来のマップと地上検証情報を用いて、高精度マップの作成を模索し検討を行う。
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiationのレビュー。
2009年07月28日 17:15-
清水貴範(森林総合研究所)
タイトル:山地森林樹冠上での乱流変動法を用いたフラックス値の算出について
概要:森林樹冠上での水・熱・CO2フラックス観測値は広域での推定に対するグラウンド・トゥルースとして期待される。しかし、フラックス観測値は「同種の機器を用いて測定すれば必ず同じになる値」ではなく、解析者によってある程度の範囲で揺らぎが生じうる「算出値」である。発表者は昨年度まで九州の森林樹冠上でフラックス観測を行ってきた。超音波風速温度計(SAT)はフラックス観測には必須の機器であるが、風洞実験などからそれ(=SAT)自体が風速場を乱すこと(flow distortion)が分かっており、これを補正することでフラックス算出値が変化する。しかし、SATのflow distortion補正を野外観測値に適用するか否かは解析者に委ねられており、この補正を不要とする選択も採られている。今回の発表では、既存の文献と試験地での野外観測データから、この補正の妥当性について、比較観測データも交えて考察する。また、発表者の試験地は、現在の日本ではもっとも普遍的と言える、山地(複雑地形)に植栽されたスギ・ヒノキ林である。そこで、フラックス算出の際の座標変換システムの選択が、このような森林でのフラックス算出値に及ぼす影響について、これまでの検討内容を合わせて発表する。
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiationのレビュー。
2009年7月21日
つくばでの集会はお休みです(下記のワークショップに合流)。
アジア太平洋地域における生物多様性観測のネットワーク化の ための国際ワークショップ(7月21-22日,名古屋大学)
2009年07月14日 17:15-
村上 浩(宇宙航空研究開発機構 地球観測研究センター)
タイトル:MODISとSeaWiFSによる全球光合成有効放射量の推定と検証
概要:光合成有効放射量(PAR)は光合成量の推定において重要なパラメータである。広域の日射量やPAR推定において静止気象衛星データが使われているが、校正や安定的なデータ公開に課題がある。MODISとSeaWiFS等の極軌道衛星センサのデータは、1日一回の観測しかなく、1日内の大気の変動を反映できないが、校正精度は良好に維持されており、海域によるPAR推定・データ配布が既に行われている。また、MODISとSeaWiFSではPAR波長域(400~700nm)を直接観測していることから、静止衛星(例えばMTSAT可視の波長中心は700nm、幅300~400nm)よりも太陽放射の波長分布にあまり影響されずにPARを推定することが出来る。本研究では、MODISとSeaWiFSのデータから、地表面反射率推定を行い、陸域のPARの推定を行った。さらに、この処理の中で行っている雲やエアロゾルの推定値から太陽放射量の波長分布を推定し、日射量や紫外線量の推定も試みた。さらに、JapanFlux、CEOP、Aeronet、TAO/TRITON、NDBCブイ等における現場観測データとの比較を行い、精度評価を行った。今回の発表では、論文作成のためのストーリーの骨子を紹介する。
最近の衛星観測と生態系研究に関する情報交換
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiationのレビュー。
2009年07月07日 17:15-
三枝信子(国環研 地球環境研究センター)
タイトル:"Impact of meteorological anomalies in the 2003 summer on gross primary productivity in East Asia" by Saigusa, Ichii, Murakami, et al.
概要:世界各地で異常気象を観測した2003年夏に注目し、アジア各地の森林の生産量を、地上観測、衛星によるPAR推定、回帰型モデル等を併用して調べ、上記の論文にまとめました。コメント、アドバイスをお願いします。
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiationのレビュー。
2009年06月30日 17:15-
会場:国環研 地球温暖化研究棟1階 101号室(会議室1)
後藤誠二朗(国立環境研究所 地球環境研究センター)
タイトル:放棄竹林生態系の構造解析と炭素貯留量の推定
概要:放棄竹林が周囲の森林植生等に侵入し拡大している現状が数多く報告されている。そこで、放棄竹林竹林生態系の炭素貯留量をアロメトリー等を用いて推定し、他の森林植生と比較検討を行ってみた。
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiationのレビュー。
2009年06月23日 17:15-
会場:国環研 地球温暖化研究棟1階 101号室(会議室1)
齊藤誠(国立環境研究所 地球環境研究センター)
タイトル:JCDASデータを用いた全球陸域生態系炭素収支推定
概要:生態系モデルを用いた全球陸域生態系炭素収支の推定量は,入力データとして使用する気象データの精度により異なる結果となる.この発表では,JCDAS降水量データの問題点,異常降水量データの補正手法,降水量データの誤差が全球炭素収支推定に及ぼす影響について紹介します.
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiationのレビュー。
2009年06月16日 17:15-
会場:筑波大学 生物農林学系棟B400 (2009年04月14日などの回で使った部屋)
本岡毅(筑波大学; 学振特別研究員PD)
タイトル:MODISデータで見た北極スバールバル諸島の雪解け
概要:この夏に、北極スバールバル諸島ニーオルスンに観測に行く予定です。この地域のMODISデータを見てみたので、その結果について紹介します。
松吉晴可(筑波大学生物資源学類4年)
概要:ASTERデータで見たメラピ火山周辺の土地利用
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiationのレビュー。
2009年06月09日 17:15-
会場:国環研 地球温暖化研究棟1階 101号室(会議室1)
小熊宏之(国立環境研究所 地球環境研究センター)
Riegl社製 3Dレーザースキャナー VZ-400デモンストレーション
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiation のレビュー。
2009年06月02日 17:15-
会場:国環研 地球温暖化研究棟1階 101号室(会議室1)
小田知宏(国立環境研究所 地球環境研究センター)
タイトル: 地域スケール・インバースモデルの開発
概要:学位研究で開発してきました地域スケール・インバースモデルの紹介をします。大気側から炭素収支に解釈を与える方法としてインバース計算があります。インバース計算では、大気モデルを用いて地表面CO2フラックスと大気CO2濃度を結びつけ、大気CO2濃度を上手く再現するような地表面CO2フラックスを求めます。従来、インバース計算は全球モデルを用いた大陸規模でのフラックス推定に用いられてきましたが、近年、領域モデルを用いたより小さなスケールでのフラックス推定に取り組む動きが活発になっています。本研究では、日本やアジア域のような混在した土地利用の領域での推定計算を目的としたインバースモデルを開発し、近畿地方を対象として推定計算を行いました。発表では、開発したシステムの概要と現在得られている結果、今後の展開についてお話します。
高橋厚裕(国立環境研究所 地球環境研究センター)
タイトル:広域炭素収支評価のための研究計画
概要:地上観測と衛星観測に基づいた広域炭素収支評価を行うことを目的として、可視・近赤外・マイクロ波を対象とした多波長・多偏波の陸域放射伝達モデルの開発を行う。
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiation のレビュー。
2009年05月26日 17:15-
会場:国環研 地球温暖化研究棟1階 101号室(会議室1)
加藤創史(国環研 地球環境研究センター)
タイトル:ASTER と Formosat-2 データによる台湾の都市熱収支解析
概要:台湾の高雄、台中、台南という三都市を対象に同一日に観測されたASTERデータと、同地域をカバーするFormosat-2データを用いて熱収支の推定を行い、それぞれの特徴を比較した。
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiation のレビュー。P.144~P.154(熱放射、マイクロ波リモートセンシング)
2009年05月19日 17:15-
会場:国環研 地球温暖化研究棟1階 101号室(会議室1)
本岡毅(筑波大学 学振特別研究員PD)
タイトル:リモートセンシングによる展葉・紅葉フェノロジー観測手法の検討
概要:これまで取り組んできた研究(学位論文)の簡単な紹介です。主な内容は、以下の通りです。(1) 地上観測(PEN)データを使った、リモートセンシングによるフェノロジー観測手法の検討, (2) 検討手法の衛星観測への適用、およびウェブカメラを使ったその結果の検証, (3) 今後の展開について
高梨聡(森林総研 気象環境研究領域)
タイトル:植物群落多層ガス交換モデルの紹介
概要:植物は二酸化炭素を光合成によって吸収し、呼吸によって放出している。複雑な多層構造をもつ森林群落においては、その機能が、なにによって、どこまで規定されているのか?を定量的に把握するためにはモデル化が必要になってくる。その機能を把握するためのモデルと現在行っている観測について紹介する。
高橋厚裕(国立環境研究所 地球環境研究センター)
話題提供:(株)英弘精機の可視分光放射計 MS-700 を使った生態系モニタリングの現状と問題点
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiation のレビュー。6.4.4~6.4.7節
2009年05月12日 17:15-
会場:国環研 地球温暖化研究棟1階 101号室(会議室1)
瑞慶村 知佳(ずけむら ちか)(筑波大学生物資源学類)
タイトル:遊休農地を衛星リモセンで見たい!
概要:生物資源学類の卒業研究で「遊休農地の土地被覆分類」に取り組もうと考えています。今回はそのレビューとして、遊休農地について、つくば市内の現状と合わせて、紹介したいと思います。
井手玲子(国立環境研究所 地球環境研究センター)
タイトル:デジタルウェブカメラの画像解析によるフェノロジーの把握
概要:デジタルカメラ画像の解析により、植生のグリーンネスを指標値として抽出し、植生のフェノロジーとその年変動や経年変化を把握する方法を検討した。この方法は衛星リモートセンシングの地上検証や、生態系モニタリングネットワークでの利用が期待される。今回はインターネット自然研究所の画像データ数年分の解析結果を紹介する。
永井信(JAMSTEC)
PENサイトでのフェノロジー把握に関する話題提供
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiation のレビュー。6.4.3節。
2009年04月28日
岐阜県高山市での観測&勉強会に合流します。
2009年04月21日 17:15-
下記のワークショップに合流します。
日時:2009年4月20日(月)、21日(火)、ともに9時30分~18時
2009年04月14日 17:15-
会場:筑波大学 生物農林学系棟B400 (場所の説明は「2008年7月1日」の履歴にあります)
向井真木子(宇宙航空研究開発機構 地球観測研究センター)
タイトル:衛星データとモデルシミュレーションを利用したエアロゾル研究
概要:GOSATに搭載されているTANSO-CAIは、TANSO-FTSが観測する領域の雲やエアロゾル情報を取得することで、TANSO-FTSによる温室効果気体の観測精度の向上を支援する。このためTANSO-CAIのエアロゾル導出精度を向上させることで、TANSO-FTSデータに含まれるエアロゾル効果の補正精度向上に貢献できる。その際、より良い精度で解析を行うために、TANSO-CAIによって得られるデータと大循環気候モデルによって得られるシミュレーションデータを結合することが考えられている。ここで使用される全球エアロゾル輸送・放射モデルSPRINTARSの紹介、衛星データとモデルの結合システム構築手法、また衛星データとモデルシミュレーションから得られるエアロゾル特性を利用した研究について発表を行う。
奈佐原顕郎(筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiation のレビュー。6.4節:気象学・気候学・リモセンにおける、熱放射の応用
2009年04月07日 17:15-
高橋厚裕(国立環境研究所 地球環境研究センター)
タイトル:植生層内放射伝達モデルの構築について
概要:演者が過去に構築した植生層内放射伝達モデルについて概要を説明するとともに、今後のモデル開発のために参考となる文献の紹介をします。
奈佐原顕郎 (筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiationのレビュー。第17回。射出率(6.2節), 熱放射が重要になる場合(6.3節)
2009年03月31日 17:15-
高橋厚裕(国立環境研究所 地球環境研究センター)
タイトル:中国黄土高原における大気境界層-自由大気間の水蒸気輸送の研究
奈佐原顕郎 (筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要:Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiationのレビュー。第16回。ステファン・ボルツマンの法則の導出(プランクの法則を解析的に積分します)。
2009年03月24日 10:00~16:45
平成20年度 JAXA EORC利用研究・開発成果発表会 に合流しました。
2009年03月17日
第56回 日本生態学会盛岡大会 に合流しました。
2009年03月10日
第18回生研フォーラム「広域の環境・災害リスク情報の収集と利用」に合流しました。
2009年03月03日 17:15-
奈佐原顕郎 (筑波大学農林工学系)
タイトル:MS700とMS712の同時観測速報
概要:真瀬および高山でのMS700とMS712の同時観測についての速報を紹介します。
宮崎浩之(東京大学東京大学空間情報科学研究センター)
タイトル:全球都市域マッピングにおける地名辞典の利用可能性
概要:自動計測制御学会(第16回リモートセンシングフォーラム)での発表の紹介
奈佐原顕郎 (筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要: Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiationのレビュー。第15回。ウィーンの変位則の導出。
2009年02月24日 17:15-
会場は、筑波大学生物農林学系棟B400 2/10, 2/3, 昨年7/1, 7/8, 9/30, 10/7, 10/21などと同じです。
奈佐原顕郎 (筑波大学農林工学系)
タイトル:黒体放射の法則(プランクの法則) ... 教科書のレビュー
概要: Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiationのレビューが数回、お休みになったので、今回は集中的にやります。第5章(表面の放射伝達過程)、第6章(熱放射)をやります。中でも、黒体放射の法則(プランクの法則)は、リモセンや陸面過程の基礎中の基礎ですが、その導出には量子力学と統計力学が必要であり、多くの教科書はその説明を省いています。今回は、量子力学の原理に遡って、プランクの法則を丁寧に導出します。
2009年02月17日
岩男弘毅(産業技術総合研究所情報技術研究部門地球観測グリッド研究グループ)
タイトル:Development of global road map on GEO Grid
概要:道路抽出プログラム、およびWFS-Tを用いた編集システムの紹介を行います。
奈佐原顕郎 (筑波大学農林工学系)
タイトル:教科書のレビュー
概要: Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiationのレビュー。第14回
2009年02月10日
筑波大学生物農林学系棟B400 場所は、昨年7/1, 7/8, 9/30, 10/7, 10/21などと同じです。
奈佐原顕郎 (筑波大学農林工学系)
タイトル: 空間内挿法"kriging"の理論的背景(後半)
概要: 前回に引き続き、空間内挿法"kriging"の理論的背景を学ぶ。セミバリオグラムの統計的な構造(特にnuggetとsillの統計学的な意味)を確認し、その後、予測誤差の自乗を目的関数とする最適化(最小化)問題を解いて, krigingの重みを決める連立一次方程式を導出する。
2009年2月3日
筑波大学生物農林学系棟B400 場所は、昨年7/1, 7/8, 9/30, 10/7, 10/21などと同じです。
奈佐原顕郎 (筑波大学農林工学系)
タイトル: 空間内挿法"kriging"の理論的背景(前半)
概要:気温や日射などのデータは、空間的にちらばった観測点で得られるが、これを面的なデータにするには、観測点でのデータを使って、観測点どうしの間の空白部分を埋めなければならない。これを空間内挿という。空間内挿には様々な手法があるが、近年、最もよく用いられるのはkrigingという手法である。これは多くのGISソフト等に実装されているが、その理論的背景は、意外にきちんと理解されていない。そこで、2回連続でkrigingの理論的背景を学ぶ。1回目は、最適化数学の基本について復習し、Lagrangeの未定乗数法と、セミバリオグラムの統計的な考え方について学ぶ。
2009年1月27日
岩崎亘典(農業環境技術研究所生態系計測研究領域)
タイトル:GRASSを用いた野生生物の拡大過程におけるコスト値の推定
概要:累積コスト距離法は,野生生物生息地の連続性や分断性を評価するのに一般に用いられる手法である。ただし,評価に用いられるコスト値は経験的に求められることがほとんどであった。そこで,このコスト値を実際に分布拡大プロセスに基づき,客観的に推定する手法について検討する。
奈佐原顕郎 (筑波大学 大学院生命環境科学研究科 持続環境学専攻)
タイトル:教科書のレビュー
概要: Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiationのレビュー。第13回
岩男弘毅(産業技術総合研究所情報技術研究部門地球観測グリッド研究グループ)
タイトル:新土地被覆図論文事前査読(投稿用英文チェック)
2009年1月20日
岩男弘毅(産業技術総合研究所情報技術研究部門地球観測グリッド研究グループ)
タイトル:新土地被覆図論文事前査読
概要: S1プロジェクト時代に作っていた全球土地被覆図の精度検証が終わりました。論文化に向けて打ち合わせをお願いしたいと思います。
奈佐原顕郎 (筑波大学 大学院生命環境科学研究科 持続環境学専攻)
タイトル:教科書のレビュー
概要: Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiationのレビュー。第12回 次回Chapter 4-
2009年1月13日
GCOMワークショップに合流します(つくばでは開催しません)。シンポジウム・ワークショップのアジェンダ等は以下です。
パンパシフィック横浜ベイホテル東急
13日 10:00 - 15:00 シンポジウム
13日 15:15-18:00 公募説明会
その他、GCOM-C公募に際してJALTER/JapanFlux関係者+αの研究計画の打ち合わせを以下で行う予定です。パンパシフィック横浜ベイホテル東急B2F、やまゆり(事務局室の半分)
1.13日11:40~12:30
2.14日午前
3.14日11:30~13:00
2009年1月6日
中村和樹(産業技術総合研究所情報技術研究部門地球観測グリッド研究グループ)
タイトル:PALSAR校正検証
概要: PALSARデータの初期校正検証以降の校正の精度評価と品質維持を目的として、産総研では4大学と協力して校正観測を実施してきた。ラジオメトリック校正を実施するための初期検討として、校正機器の試作を含む校正観測の結果について示す。
奈佐原顕郎 (筑波大学 大学院生命環境科学研究科 持続環境学専攻)
タイトル:教科書のレビュー
概要: Petty (2006) A First Course in Atmospheric Radiationのレビュー。第11回。反射率と屈折率の関係(式4.16)の導出。