暮らしのアナトミー(きる・たべる・すむ)
原論→前近代→近代→現在という構成
きる【衣】
衣の普遍性とその起源(原論)
「裸」と「着衣」の区分は人類社会に普遍的に存在するのだが、どこまでが「裸」とされるかについては、時代や地域や社会階層にともなうヴァリエーションが存在する[p.17]
「ズボンをはけ!」は人種差別、パプア人活動家らが法廷で非難 インドネシア|AFPBB News
パンサル(パンツをはいたサル)理論 by 栗本慎一郎→発表当時の時代背景も含め丁寧に解説されたブログ記事はこちら
「労働集約製品」としての衣(前近代)
前近代すなわち産業革命以前の衣の特徴を一言でいうと「労働集約製品」であるということだ。衣類は、獣皮、魚皮、樹皮等の皮であれ、動物性、植物性の繊維であれ、天然素材を主原料とするが、それを入手し衣服に加工するまでには、膨大な手順と労力を必要とする。[p.19]
世界各地を巡回中。ファッションブランドも注目する「BORO(ボロ)」とは?|美術手帖
ぼろ布の美術館が浅草に?ニッチな展示を体験できる「アミューズミュージアム」とは!?|#casa
https://hash-casa.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_1720.jpg
千人針|世田谷デジタルミュージアム
たべる【食】
「食べられる物」と「食べ物」と(原論)
ヒトは「食べられる」のごく一部しか「食べ物」として許容せず、しかもその線引きは、歴史的にも地理的にも社会的にも異なった、恣意的な区分なのである。[p.43]
世界に誇る昆虫食! 「ざざ虫」は天竜川が育んだ「おいしい」食文化|長野伊那谷観光局
「昆虫食を広めたい群馬の大学生 “ゲテモノからの脱却”で考えた|NHK首都圏ナビWEBリポート」https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20210925.html はリンク切れなので、関連コンテンツにリンク。
NHK群馬・昆虫食普及に取り組む大学生として紹介されました。|昆TUBEちゃんねる
石毛直道アーカイブス|味の素 食の文化センター
和食の基本形(前近代)
奥能登の「あえのこと」|のとつづり(能登名所・観光ガイド/多田屋_能登半島_和倉温泉_旅館)
祖母の家に訪れる時、誰かの誕生日やお祝い事とかぶっているときは、毎回こづゆが夕食にでてきました。(クニタケくん提供情報)
すむ【住】
「アットホーム」ということ(原論)
人は「住まい home」なしには「安心 at home」できない生き物なのだ。[p.60]
生き物としての人が許容しうる物理環境のみならず、心の巣とでもいうべき内面を解放できる場所を確保することが不可欠なのだ。[p.62]
超絶記録!西山夘三のすまい採集帖|LIXILギャラリー巡回企画展アーカイブ
中川武「一瞬のバラックを求めて」|関東大震災映像デジタルアーカイブ
今和次郎「震災とバラック」『民俗と建築:平民工芸論』|NDLデジタルコレクション
バラック|コトバンク
家船→水辺の暮らしからのリンク先を参照
手近な素材と技術で(前近代)
気候風土に手近な素材と技術で対応すること。それが、伝統的すなわち前近代の住まいの必要条件である。[pp.62-63]
https://youtu.be/QRXWLXPu6Rk
世界あちこちゆかいな家めぐり|福音館書店
日本民俗建築学会
古民家紹介|川崎市立日本民家園
特定非営利活動法人_日本民家再生協会
DKスタイルの誕生(近代)
https://youtu.be/saehM0Fr2tM
変わっていくものと残っているもの(現在)
川打家住宅(佐賀県多久市西多久町)|文化遺産オンライン(国指定重要文化財のクド造り民家)
https://doi.org/10.24574/jsahj.34.0_55
http://www.kyomachiya.net/saisei/saisei/71.html
https://www.athome.co.jp/hometrip/5344/
#民俗学
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