『隠された聖徳太子』
オリオン・クラウタウ(2024)『隠された聖徳太子:近現代日本の偽史とオカルト文化』筑摩書房(ちくま新書)
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目次
まえがき
序 隠されたものへの視点——偽史から聖徳太子を考える
第一章 一神教に染まる聖徳太子
第一節 学術界における聖徳太子とキリスト教の「事始め」
第二節 秦氏はユダヤ教徒だった——佐伯好郎の業績によせて
第三節 フィクションへの展開——中里介山の聖徳太子観
第二章 乱立するマイ太子像
第一節 池田栄とキリスト教の日本伝来
第二節 聖徳太子と戦後日本のキリスト教
第三節 司馬遼太郎と景教
第三章 ユダヤ人論と怨霊説
第一節 手島郁郎と一神教的古神道
第二節 梅原猛と怨霊説の登場
第三節 怨霊meets景教——梅原猛『塔』について
第四章 オカルト太子の行方
第一節 漫画の中のオカルト太子——山岸凉子『日出処の天子』
第二節 予言者としての聖徳太子の再発見
結 隠された聖徳太子の開示
あとがき
https://youtu.be/Ion04U5Qsx8?si=yyJvhRwVlGyjky_p
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