monoB_200623
良い質疑応答とは、心底、自分が問いたいことと、相手が答えたいこととの、重なるところにある。
良い質疑応答とは、しばしば、こちらから差し出すと、あちらから引き出される。
第14章 「魂」にふれる
第1節 「魂」にふれる
第2節 「魂」への気づき
第3節 儀礼が可視化する「魂」
第4節 権力に晒される「魂」
第5節 社会構想における「魂」
https://youtu.be/B7ZQL6gtYlM
(5:27〜霊性論の紹介)
https://youtu.be/yno3aq1aqoM
(放送大学「霊性論」回のダイジェスト版)
◆ 研究コトハジメ:出来事と問題意識
第15章 100年前の社会学にふれる
第1節 社会から「自由」?:E.Durkheim
デュルケームがわたしたちに問いかけているのは、わたしたちの目の間にある選択肢はなぜ「選択肢」として目の前にあるのか、差し出された「選択肢」以外の選択肢が存在しないようにわたしたちに見えているのはどうしてか、そう見えるのはなんらかの社会的な拘束力が働いた結果ではないのか、ということだ。[130]
第2節 社会を構成し、変えていく:M.Weber/G.Simmel
一方で、わたしたちは社会から拘束されるだけの受動的な存在ではない。わたしたちのふるまいや考え方が、社会を構成する。[131]
人間同士のやりとりによって絶えず生起するのが社会なのであり、ゆえに、社会のあり方は人々の日々の相互関係によって絶えず更新され、変化しているともいえる。[132]
第3節 社会と個人の循環
人々の行為を拘束する社会は、一方で、わたしたちの個人の意志に依存している。だからもし、わたしたちの意志が突如として変わり、社会の「当たり前」や「正しさ」に問いを突きつけることになれば社会は変わる。むしろ、変わらざるをえない。[132-3]
第4節 生き抜くために社会に「ふれる」
わたしたちは社会の一員であり、社会に振り回されるだけではなく、それを組み変える存在でもある。[135]
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