monoB_200609
良い質疑応答とは、心底、自分が問いたいことと、相手が答えたいこととの、重なるところにある。
良い質疑応答とは、しばしば、こちらから差し出すと、あちらから引き出される。
第8章 身体にふれる
第1節 身体について考える
1.身体と社会
本質主義と構築主義……ここでは身体を、社会構築主義の立場から読み解く。
2.身体と「わたし」
第2節 「理想」という規範
1.「美しいもの」など存在しない
2.読み解かれる身体
社会規範と身体
第3節 抵抗の場としての身体
こうしたみずからの身体を用いて既存の社会の秩序や規範を壊そうとすることを対抗的刻印という。p. 70
第4節 わたしのまなざし
◆ 研究のコトハジメ:「なりたい」を疑う
第9章 レインボーにふれる
第1節 レインボー、「LGBT」、「ダイバーシティ」の普及?
1.レインボーにあふれる街
2.「LGBT」「ダイバーシティ」ということばの一人歩き
第2節 さまざまなセクシュアル・マイノリティ
1.「L」「G」「B」「T」とは何か
2.「LGBT」以外のセクシュアル・マイノリティ
第3節 セクシュアル・マイノリティの運動の歴史
1.ゲイ解放運動
2.エイズ危機
3.クィア・ムーブメント、クィア・スタディーズ
第4節 フェミニズムの歴史
第5節 「LGBTブーム」を超えて
◆ 研究コトハジメ:「メイドカフェ」というフィールドの発見
第10章 「外国につながる子ども」にふれる
第1節 「ともに投げ込まれている」
第2節 学校に広がるエスノスケープ
第3節 みえなくする/みえなくなる
1.そもそもみえない子どもたち
2.日本の学校にはびこる「一斉共同体主義」
3.高校・大学でみえなくなる外国人生徒・学生
4.みえないものをさらにみえなくさせる「憎悪表現」
第4節 「コンタクト・ゾーン」としての学校の可能性
1.軌跡にふれる
2.ふれて変わりあう
3.ふれられていないものとふれる
第5節 異なる社会を想像する
◆ 研究コトハジメ:写真のみえ方が変わる
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