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アニメーションについて
https://youtu.be/k4xGqY5IDBE
テレビアニメを長年支えてきた、透明フィルムに手で描く「セル画」が近々姿を消しそうだ。コンピューターによる制作が主流になり、いまやセル画によるテレビアニメは放送39年目の「サザエさん」(フジ系)だけ。地上デジタルハイビジョン放送への移行も控え、風前のともしびだ。(アサヒ・コム編集部)
従来のテレビアニメは、セル画を重ねて撮影し、制作されるものだったが、「ちびまる子ちゃん」(フジ系)が99年に、「ドラえもん」(テレビ朝日系)が02年にコンピューターによる制作に変わるなど、残るはサザエさんのみになった。
透明シートに登場人物などを描いた「セル画」を使って制作を続けていたテレビアニメ「サザエさん」(フジテレビ系)が10月からデジタル制作に完全移行することが、27日分かった。
日本動画協会によると、テレビで放送されているアニメでセル画を使って制作しているのは「サザエさん」が唯一とみられ、日本のアニメの発展を支えたセル画がテレビから姿を消すことになる。
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