2020IRS
【2020春に開講した「地域調査」の覚書コンテンツです】
Google Classroom を運用して講義をしますが、今期はライブ配信では、ありません。具体的授業内容は、Classroom 経由で提供します。このコンテンツは、覚書です。
概要と目標
地理空間情報関連書の講読を通して、建築・土木・環境を専門的に学ぶ大前提としての基礎的知見を概観する。
高校までの「感想文」や「レポート」とは大きく異なる、大学ならではのレポートが求めるところを理解し、期限内に評価される水準まできちんと仕上げることができる。
ちなみに1Q「2020ILA」では、「読む」特に「本を読む方法」の、基本中の基本を訓練しました。それを踏まえての2Qですので、「読む」に対する「書く」の訓練になります。 中でも「大学ならではのレポートが求めるところを理解」することが、重要です。
テキスト対象本
第Ⅰ部.Web-GISの利用
1.地理院地図で知る日本
2.授業で役立つWeb地図サービス
3.電子国土基本図による地形の読図
4.まちの形と地域の成り立ち
5.世界が抱える課題
6.江戸と東京のバーチャル比較
第Ⅱ部.地理空間情報の活用
7.身近な地域の学習におけるGISの利用
8.基盤地図情報を利用した白地図の作成
9.地域統計データの可視化
10.地域メッシュでみる人口の分布特性
11.集落データを利用した農村地域の実態把握
12.旧版地形図を利用した土地利用変化の把握
13.野生動物の目撃データを利用した植生の特性把握
14.国土数値情報を利用したハザードマップの作成
今期は当初比75%で再構成せねばならぬため、摘出しての講義となる。
関連学会
(電子国土基本図)
地形図の読み方
日本の地形(1)扇状地
日本の地形(2)河岸段丘
日本の地形(3)自然堤防
日本の地形(4)三角州
日本の地形(5)峡谷
断面図を描いてみよう
地形と災害の関係を見てみよう
地形図を覗いてみよう
まとめ
はじめに
直行路型
放射直行路型
放射環状路型
迷路型
塊村
円村
列状村
疎村
孤立住宅
参考資料
時間を遡る
村落が都市になったとき
武蔵野四ヶ村の地引絵図
地引絵図からわかる明治以前の土地利用
土地利用から想像する風景
もし土地利用が変わらなかったら…
参考資料
世界が抱える問題
関連サイト
このようなキッズページは、ざっくりとその対象を理解するためにとても有効だ。今回であれば、地図とはなにか、測量とは何をすることか、といった基本概念の解説をはじめとして、DEM(数値標高モデル)や世界測地系ような、専門用語の基礎的解説すらある。 このようなサイトを探し出すのも、ざっくりと理解するためのスキルの一種である。
/icons/hr.icon