読書尚友
大学図書館が使える諸君は、もうひとつのホームライブラリーとして公立図書館を確保すべし。なにしろ専門性に特化した大学図書館は、良くも悪くも蔵書が偏っている。一方で公立図書館は、良くも悪くも一般的な蔵書&公共サービスが期待されて(それに応えようとして)いる。この場合の「公共サービス」は、そこで暮らす人々を対象としている。両者相まってこそ、専門と教養の両輪が、駆動する。 では、どこをホームライブラリーとすべきか。もちろん諸君それぞれが暮らす拠点の、最寄りがよい。
(参考)公共図書館Webサイトのサービス|日本図書館協会 ここで「それぞれが暮らす拠点の最寄り」とは、在住地だけでなく通学(通勤)先の市町村も、含まれる。たとえば鴻巣市立図書館サイトには、
鴻巣市に在住・在勤・在学の方、または鴻巣市と隣接した市町に在住の方は利用カードを作ることができます。 なんて書いてある。見逃すな。
都道府県や政令指定都市級の公立図書館を普段遣いできる環境にあれば、格段に視野が拡張すること請け合いである。上掲のWebサイトで提供されるサービスだけでも、有益なコンテンツが多い。国立国会図書館なら、むしろ非来館サービス狙いでも、よい。
本のリスト(ブックリストとパスファインダーとも、要するに調べ物する際の手引) https://gyazo.com/2c57b22c86173cae0e1d80f60f4667e9(より利用) なお新型コロナウイルス感染症への図書館の対応は、それぞれの公式サイトでチェックすべし。
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