縦に深める(1)〜上位層〜
縦に深める(1)〜上位層〜
「縦に深める」は、今学習している内容をもっと深く理解しようとするということです。理解度の段階は「解ける→説明できる→教えられる」と深くなっていくと説明しています。問題が解けるのなら、その解法を論理的に説明できるかどうかを問うのが「自分で考えを説明できる」という場所です。これはノートに問題の解説を書いてみることで、それができているかどうかを判断します。きっちり文章にできないことは、まだ自分の中で理解が甘いということです。さらに、自分ではできたつもりになっていても友達からすれば筋が通っていないということもありますよね。だから、かけたら、それを友だちとみせあって、確認しあいます。そうやってしっかりと自分の理解を確認したあと初めて「教えられる」に行き、教えてほしいという友達に教えてあげることができるのです。「終わった子は、まだ終わっていない子に教えてあげましょう」というだけでは、この間の段階がすべてスキップされてしまいます。その結果、手続き的な「解き方」だけを伝える、浅い学び合いになってしまうのです。では深く学び合うためには?けテぶれマップを縦に深く進んでいけばいいのですね。