失敗するから成長する
失敗するから成長する
でも考えてみてください。ピアノでも水泳でも自転車でも、技術を習得するための過程では、何度も何度も失敗を繰り返すものではないでしょうか。もっと言えば、失敗こそ、上達するために必要なエッセンスではないでしょうか。けテぶれの考え方を授業に取り入れたところで、子どもたちが全員意欲的に、学びに一心不乱に向かうかといえば全くそんな事はありません。特に1学期の始め頃には、上で書いたような姿は何度も見られます。傾向として、低学年(もしくは男子が多い学年)は、学びを任せると教室の中は異常に騒がしくなり、ひどいときにはプロレスが始まります。高学年(もしくは女子が多い学年)は、その逆で、自由に動いていいよ!といっても周りを伺ってなかなか動き出さず、全く盛り上がらずに終わるという状態になることが多いです。でもその姿を否定したり、嘆いたりしたところで何も生まれません。けテぶれ✕授業が作用するのは、この後です。失敗を受け止めて、次の一歩をどう出すか。ここにけテぶれ思考が生きてくるわけです。