大テスト(小テスト含む、学校でやるテスト)
大テスト(小テスト含む、学校でやるテスト)
定期的な実力確認の機会を設ける(目標管理)
なんのためにけテぶれをやるのか。目に見える目標設定が大切
ルーティン化させよう
週1回、決まった曜日に行う。
子どもたちが学習計画を立てられる。計画では思ったことを書けばいい、という土台は大切ですが、それだけではボヤっとします。「いつまでに、どうなればいいか」という目に見える目標があれば、そこから逆算して「今日はこれをしよう」と考えることができます。(大計画) 例えば「金曜日にドリルの10ページのてすとがあるから、今日は10ページの①〜⑩までをやろうとおもう」というかんじです。心情的な記述とともに、戦略的な計画も立てられるように、「テストは毎週、決まった曜日にやる」といった仕組みを作ってあげましょう。
毎週やれば、学期の間に2周できる。
学期前半で、1回目の小テスト完了
1周目があることを意識させ、「最終目標は学期末の大テストであり、それまでの小テストは”練習”に過ぎない。成績にも入れない。ここで「今の実力」を自覚することに意味がある、ということを何度も伝える。間違いは怖くない。むしろあっているふりをすることが怖い。悪い点数に価値を見出す。
合言葉は「間違い=成長のタネ」(お世話をしないと芽が出ないという意味も込めて)
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学期後半で、2回目の小テスト完了
ここでは、1周目のテスト時に「苦手なところや不安なところ」に印を入れているかどうかで学習の質が変わることを伝え続ける。最終目標は学期末の大テストなので、1周目でやればよかったと後悔できた子は、最終テストに向けて今からやろう、と伝える。
「後悔”できた”子」という表現がポイント。必要性に納得した瞬間、後悔が生まれる。後悔は取り戻すチャンスを設定することで、挑戦へのエネルギーとなり、挑戦することで成長の芽が出る。
最後の1週間に総復習期間
ここでまた、「苦手なところや不安なところ」を効率よく蓄積できているかどうかが試される。効率よく学ぶ。最低限の努力で最大限の成果を出せるようにする。ラクしたいなら、頭を使え!
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学期末に大テスト。
基本的にこういうリズムで組もう。
当日の流れ
1分の復習タイム
テスト直前がゴールデンタイム。
このとき、苦手な字、不安な字を抽出していると効率よく復習できることを伝える。
小テストの実施(10分)
テスト時間をしっかりと決める。
本番の制限時間が設定されていれば、子どもたちは日々のけテぶれでも時間を測ってやるようになる。
ドリルで自己採点。
これまでの学習と、テストの出来栄えを比べて、分析する。(大分析) 大分析の視点として学習力マトリクスがある。今回の自分はA〜Dのどこにいた?という視点から、考えていける。 分析が完了したら、来週1週間の学習計画(大計画)を立てる。 大計画もここにかける。スケジュール帳的な運用が可能になる。
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