体制化方略・精緻化方略
体制化方略
「体制化」は,学習内容しようとしていることが,どのような構造になっているのかを視覚的に明らかにすることです。構造を明らかにする行為が理解を進めます。
関連のある情報(キーワード)をまとめ, 整理することで 覚えようとする項目(キーワード)を自分の持っている知識のネットワークの中に取り込むことことができれば,効率よく想起(思い出し)ができると考えらます。
体制化のやり方(方法)は「文脈」によって「選択可能な方法」を選びます。たとえば,流れ図にできるものは「流れ図」に,概念図にできるものは「概念図」にすればよいということです。(参照:体制化の法則) 系統図にする 集合図にする 流れ図にする 概念図にする
精緻化方略
覚えようとする材料に情報を付け加えることを「精緻化」といいます。
例えば,単語リストを覚えるとき,単語と単語を結びつける文や,物語を作る「文章化」,単語が意味するものの映像を思い浮かへる「イメージ化」,関連のある別の語を思い浮かべる「連想」などの方法が考えられます。