フィードバックのコツ
素早く
良い行動が現れたら、その瞬間に取り上げて褒める。
授業中なら全員の学習を止めて、その場で注目させて、褒める。
宿題ノートならその日のできるだけ早い時間に返す(サインなどで評価を行う)
具体的に
何がどう良かったのか、を具体的に示す。
宿題ノートなら、コメントを書くのは労力的にしんどいので、3種類くらいのマークを用意して質を評価する+良いところに線を引いたり、まるで囲んだりして、どこが良かったのかがわかるようにする。
一貫性を保つ
けテぶれルーブリックや学習力マトリクスなどで、評価の基準を子どもたちと共有し、それに基づいて一貫性のあるフィードバックをする。ルーブリックであるならば、例えばA評価をしたときに、その先のSの評価基準も示されているので、次にどうすればいいのかもわかる。 結果ではなく行動に対してする。
マインドセットに関わる。
目を見て、心から。
成長した点、成長につながる行動を伝える
この行動が良かったんだね!
こう考えて行動したのががとても良かったんだね!
前から比べて、こんなこともできるようになってるね!ノートの1冊目と今のノートを見比べてご覧よ!すごいねー!
教師としての主観的な意見や感想を伝える
あくまでも、主観。君がどう思っているかは別の問題だけど、先生から見て、ここはこんなにも価値のある行動にみえたよ!
「感謝」の文脈を添える。
君のこの取組のおかげで、クラスのみんなの脳が刺激された!ありがとう!これ、先生じゃだめなんだよ。クラスの友達がやった方法!っていうのがみんなの「自分もできそう!」とか「まけないぞ!」っていう気持ちを引き出すんだ。ありがとう!
参考