キーカードの用法と効能
キーカードの用法と効能
活用方法も単純で、「ひらめいたこと、覚えておきたいこと、大切だと思ったことなど、“これは捕まえておきたい!”という情報に出会ったら、すぐにキーカードに書き留めておきなさい」というだけです。そして、スキマ時間があればキーカードをみる、という習慣をつけていきます。これが強力な効果を発揮するのです。
記憶とはその情報にアクセスした回数に比例して強くなる、というとても単純な法則があります。キーカードはそれを実現する仕組みを作ることができます。どうしても覚えられない漢字や、算数の公式、歴史の人物名など、なんでも書き留めておき、スキマ時間にみるだけです。これだけで記憶の定着率は飛躍的に高まります。
この仕組が「けテぶれ✕授業」の教室にあれば、「友達がわかりやすいようにキーカードを書いてあげる」という活動も発生します。困っている子が最低限覚えるべき知識をキーカードにまとめてあげる、という関わり方です。友達が作ってくれたカードは、自分で作るよりもより一層情報価値が高まり、覚えやすくなります。反対にノートよりも遥かに小さいカードに大切な知識をコンパクトにまとめる、という練習にもなります。