QNKSイメージ(詳細)
https://scrapbox.io/files/620b1d5166a4e1001fd698c6.jpeg
【かんたんな解説】
Q:問いに出会う(知りたい、考えたいという感情に出会う)
知りたいと、考えたい、は本質的に違う。知りたいはベクトルが外向き、考えたいは内向き。
考えたくとも、知らなければ考えられない、という構造はある。
N:抜き出す
読んだまま。
「人に聞く」がここに入る。質問する、人に意見を求めるのはNの段階である、という認識。
つまりその後K、Sの段階を経ないと単なるコレクターで終わる。
K:組み立てる
ここが肝。内向きの思考(考えたい)と外向きの思考(知りたい)が出会う場所でもある。
「知りたい」から始まった思考が、Kを経て、「考えたい」へ転化し、青のNに移行するといった動きも面白い。
基本は「書いて考える」
ぐちゃぐちゃになったら書き直す。何度もかく。K2、K3、K4・・・
S:整理する
知りたい場合は、理解が得られる。考えたい場合は、思考が得られる。
緑で記したのは、プレゼンや対話。
プレゼンはなんとなく、この段階のところでやるのが良さそうだと思われるが、対話についてもこの段階でやるのが望ましいと思う。
Nの段階、つまり個人思考が深まっていない段階で「対話」を目指しても、結局浅い質問のしあいで終わる。
対話の目的が他者理解(または自己理解)であるならば、対話の参加者がまず自身の意見について理解していなければ、そこにつながるやり取りができない。
自身の意見について理解するということは、大前提として意見を持っていなければならず、そのためにはまず知る必要がある。。。など、「対話」に至るまでにそこそこ超えなければならないハードルというものがあると思う。
★納得・閃き
ここがQNKSの最大のポイント
このサイクルを回していく中で、自分の脳内に、納得や閃きが生まれる。
これが生まれる瞬間こそ、脳内の思考ネットワークと接続されるときである。
これはQNKSの各過程を行ったり来たりする間に、突然現れる。これを待つ。そのためにQNKSをぐるぐるする。
そういう使い方がとてもいい。
納得なき理解、閃きなき思考は浅い。