プ譜の本ガイド
このページの概要
プ譜の本を読んでみたいけど、どれを読んだらいいだろう?という方への、ブックガイドです
①予定通り進まないプロジェクトの進め方
https://gyazo.com/988d2ecac6d07bd0e712e9cb75192da2
どんな人にお勧めか
ある程度、PM経験を持っている人
狭い意味での「管理」の世界観に、限界を感じている方にお勧めです
お勧めポイント
なぜ「プ譜」的な考え方が必要なのか、という、理念的な背景や哲学が書かれています
PMBOKやウォーターフォールの利点もわかるが、なぜかうまくいかない・・・という問題への回答
備考
最初に出した本なので、事例や具体的な活用方法については、あまり詳しくは触れていません
ケーススタディとしては「シン・コジラ」や「自分たちの執筆経緯」を扱っていたりします
そのあたりも含め、プ譜やプロジェクト工学の基本的な考え方の本、という位置づけになります
②紙1枚に書くだけでうまくいく プロジェクト進行の技術が身につく本
https://gyazo.com/aaa01e2afb6b929949c3c183e2b413b4
どんな人にお勧めか
いわゆる「プロマネ」について、全然知識がなく、プロジェクト的な業務の進め方に困っている、という人
プロジェクト進行の基本的なコツについて、理解したい、という人
お勧めポイント
紙版は特に、イラストもたくさん入っていて、フルカラーですので、読みやすいです(電子版は一部読みづらい箇所あり)
プロジェクト進行の一般論があって、そのうえでプ譜をこういうふうに活かしましょう、という構成です
本の仕上がりとして、全体的に読みやすく、バランスが良いので、万人向けです
備考
理念的な部分や哲学的な部分を掘り下げているものではないため、あくまで入門書的な位置づけです
③見通し不安なプロジェクトの切り拓き方
https://gyazo.com/a61223df7bc6234edea29c874bf4f3cb
どんな人にお勧めか
プ譜を使って色んなことを考えたり、実践したことがあり、そのうえで、疑問を抱えている人
プロジェクトとはなにか、という問いを、一歩深く掘り下げて考えたい人
お勧めポイント
前半:プ譜を使った実践的な活用について、前田さんが詳しく紹介してくれています
後半:理念、哲学的な話について、後藤がひたすら濃く語っています
最終章は押井守監督との対談があり、真摯にプロジェクトの内実を考えたい人間にとっては、必読の内容です
備考
良くも悪くも、「濃い」本です
バランスの良い本とは言えないかなとは思います
その分の面白さもまた、ある一冊かなと思っています
④番外編 プ譜の理解に役立つ、Web記事
社員のプロジェクト起案が絶えないシール印刷会社 秘訣は「プ譜」の活用にあり
⇒あるメーカーが、全社でプ譜を活用し、新規事業や組織活性化を実現しているという、驚きの事例
⇒プ譜のメリットや活用イメージが非常にわかりやすく理解できるかと思います