フロンティアからデルタへ
いまになって、デルタのことを考えているのだけれども、ウィンダミア人って、要するに、ヴァジュラの変奏なのだろうと思っている。
フロンティアは最後の最後、ヴァジュラの暮らす星に辿り着いたわけだけれども、アルトとクィーンの向かった先が、ウィンダミアで。
ハヤテの父親は、アルトだった、という。
もちろん、描かれたストーリーとはまったく別物で、以上のようなものは成立しようがないのだけれども、制作者のイメージとかモチーフには、そういった連想が、働いていたのではないかなぁと思う。
風と空を愛した男、誇り高く、大切なものを守るためには、戦うことも正々堂々と選ぶ男、早乙女アルト。というコンセプトが、わりとデルタのなかで、濃厚なコアになっていて、それがウィンダミアの人たちに投影されているように、思えて仕方がない。
#マクロス