ダブルリーダー緊急協議
2022年5月15日(日) 深夜
AAチーム会議室にて…。
つー
「…待ってたぞ。」
しぃ
「…まったく、あたし一人だけ呼び出すなんて何ヶ月ぶりかしら?
…でも、『ダブルリーダー緊急協議』ってことは、相当のことなんでしょ?」
つー
「まあな…ゆっくり茶番に関する件は把握してるな?」
しぃ
「そうね…あれはあたしのない頭でもわかるわよ。
…アレは『タカラギコ騒動』…あるいは『のまネコ問題』の再来と言っても過言ではないわね…。」
つー
「それなら話は速い、まずは結論から言わせていただこうか。
…AAチームは今後…『ゆっくりムービーメーカー(以下:YMM)』の使用を封印する。」
しぃ
「…本気なの?」
つー
「本気じゃなきゃお前だけを呼んだりはしない。」
しぃ
「いや、だって今だって水面下でYMM3からYMM4に移行作業中じゃ…!?」
つー
「まあ、結論だけじゃお前も納得しないだろうな…我々AAチームの動画は主にYMM3で作られている。
…特に、ストーリー動画に関しては…
拡大解釈次第では『東方キャラからAAに変えただけのゆっくり茶番』と取られる可能性が否定できない。」
しぃ
「あっ…。」
つー
「正直な話、10万なんて大金を毎年払える収入はない。
それ以外にも、そうだな『ゆっくり茶番警察』みたいな輩が現れる可能性もゼロではない。
…そのため、今後の活動においてYMMを使い続けることは危険が伴うとの判断に至った。」
しぃ
「…それでいいの?YMMは私達がチームを立てた当初から…」
つー
「…ずっとずっとお世話になってきたツールなのはわかってる。
…もちろん俺も、饅頭遣いさん(※YMM作者)には申し訳ない気持ちだ。」
しぃ
「…それじゃあ、計画にあった動画のいくつかは…?」
つー
「残念ながら製作は凍結だ。事態が好転すればYMM4を解禁して制作再開も可能ではあるが…
…おそらくは、AquesTalkを一切使わない動画制作の手法に変える必要があるだろう。」
しぃ
「…………。」
つー
「我々も"元"ゆっくり実況者であることと、
ずっとずっとYMMにお世話になってきていた以上…この問題は他人事ではない。
…きつねちゃんとモラには、後日俺から話しておく。」
しぃ
「わかったわ…こんなことになるなんて残念ね…。」
つー
「…ああ、俺もだ。
…願わくば、事態が好転してくれればいいんだがな…。」
ニコニコ運営長の栗田穣崇氏や、東方Projectの本家ZUN氏が動いたのは
この緊急協議から数時間が過ぎたあとのことである…。
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