If-Chapter:サキュバスだからできること?
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サキュバス化したAAチームが、
悪夢を掃除するお仕事を始めた
Ifストーリー
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2023年4月17日(月) 深夜、AAチーム会議室にて。
「サキュバス化」したAAチームの、もしものオハナシ。
しぃ
「…ふと思ったんだけど。」
つー
「なんだ?」
しぃ
「サキュバスたちは本来…"夢に取り憑く悪魔"じゃない?」
つー
「…なんだ?お前もとうとう誰かの精神力を吸いたくなったか?」
しぃ
「話は最後まで聞きなさい。
…まだ私達が『ただのAA』だった頃…
サキュバスたちが夢に現れたときのこと覚えてる?」
つー
「そのうちの一つは、『惨劇の時代』のプレイバックを夢としてみてたら…
サキュバスが現れて、同情されたんだっけか?」
しぃ
「そうそう…それでね。考えたの。
私達も、例えばトラウマを抱えた人の夢に取り憑いて、
せめて夢の中だけでも、その子のトラウマを"掃除"してあげることができるんじゃないかって。」
つー
「ふむ…?」
しぃ
「ある夢魔シスターも言ってたじゃない?
『人々にとって恐ろしいのは、悪魔に惑わされることじゃなくて、孤独な夜じゃないか』って…。」
つー
「それで、夢の中だけでも寄り添ってみる…と。」
しぃ
「その子の過去を変えることはできなくても…
せめて、受け止め方を変えてあげることぐらいはできると思うの。
…そうすることで、その子の生きづらさも軽くできるでしょうし…。
他のサキュバスたちにとっても、その子達から精神力を吸い取りやすくなるでしょうからね?」
つー
「最後の一言は余計だろ。(汗
でもまあ、お前にしては珍しく…まともな提案だな。」
しぃ
「…削除人(モデレーター)稼業の…ちょっとした応用編にもなるでしょうからね。
精神力を吸う役を譲る条件をつければ、他のサキュバスとも協力できなくもないでしょうからね。
とりあえずまあ、こちとらも色々と準備はしといたから、今夜早速決行してみるわよ。」
Chapter 5-If:あなたの悪夢、掃除します。
…つづく?
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