第282回例会「圏論への懐疑/分析判断」
開催日:2026年3月21日土曜日
場所:新大阪
発表者:hiroponさん(前半) / ウラサキさん(後半)
前半:本発表資料は、圏論(category theory)が哲学的意義を持つという近年の主張に対する批判的検討である。発表者hiropon氏は、西郷甲矢人(数学者)を中心とする「圏論=哲学」ブームの存在を認めつつも、その哲学的成果がまだ乏しい点を指摘する。圏論の核心は対象間の「関係」と「射」(arrow / morphism)に注目する思考様式にあり、哲学的には関係主義(relationism)の一種と位置づけうる。しかし数学内部で発明された道具を哲学に応用する困難も率直に認められている。唯一の具体的応用例として、不定自然変換理論(indefinite natural transformation theory)による比喩理解モデルが紹介されるが、これもパイロット段階と評価されている。
後半 分析判断
【3月21日(土)新大阪】哲学道場例会「圏論/分析判断」 - TwiPla