ソーシャルムーブメント
ソーシャルムーブメントは、古くは社会運動と訳された。
技術や経営分野のイノベーション、ビジネス手法による課題解決のソーシャルイノベーションと比べると、強調点が仕組みよりも規範に置かれるニュアンスがある。公民権運動や差別撤廃など政治的なもの、いわゆる社会運動的なものが核にあるが、ムーブメントは音楽分野や学術分野でも用いるように、よりカジュアルな用法といえる。
ジェンダー、LGBT、環境、SDGsなど生き方に関わるような「新しい社会運動」に近いニュアンスはある。
ボランティア・NPOから近年のソーシャルベンチャー(社会起業家)に至る流れが、経済的・技術的(下部構造的)とすれば、ソーシャルムーブメントは政治的(上部構造的)といえ、社会意識に関わる。なお、上部構造、下部構造はマルクスの用語。
参考資料
再生可能エネルギーへの転換
シェアリング・エコノミー
そもそもPC・ネット・スマートフォンの普及も