HDL2-A
https://scrapbox.io/files/672369d19f6447765080de07.JPEG
IODATAのNAS
うしろの2.0とか4.0とかは容量を表してる
大破さんのメモ
I-O DATA HDL-A/HDL2-Aサポート暫定(今のところtaiha/taiha-pkgs内のlandisk-r8c(+その関連ドライバ)とbase-files-landiskを組み合わせて使う前提)
@musashino_205: I-O DATA HDL2-AでSATAストレージからのブートがsysupgrade含めて大体機能するようになった https://pbs.twimg.com/media/GZhWmCvaAAIjQJP.png
その他の動作実績
@ri_dial: HDL2-Aの抜け殻に新しい命を吹き込もうと先人の知恵をお借りしてみた。 とりあえずUSB経由でopenwrtを起動できるようになった。
先人たちは100歩くらい先を行っているが、あまり触れることがない分野なので足跡を追うのが楽しい。
…ディスクが2つ入るからRAID1組めるようにはしたいなぁ。
https://pbs.twimg.com/media/FjOot1JUYAkIUnu.jpg
OpenWrtを動かしてるわけではない
電源
EIAJ#4 コネクタで 12V 4A 程度のものが必要
なかなか売ってないので、ジャンクを買うときは、電気に自信がない人はACアダプタ付きのものにしておいたほうがいいかも
12V 2A のACアダプタでも、HDDなしなら起動できた
シリアルコンソール
電源コネクタからいちばん遠い場所にある, 穴が5個並んでいるスルーホールのパッドがシリアルコンソール
外側から NC, GND, TX, RX, NC
https://scrapbox.io/files/672369e878b81b7cf6cb3fbe.JPEG
黒 = GND
黄色 = TX
白 = RX
baud = 115200
screenコマンドの例
code:screen.sh
screen /dev/ttyUSB0 115200
ビルド
code:sh
mkdir musashino-build
cd musashino-build
cd openwrt
git checkout -b devadd/hdl2-a_r8c origin/devadd/hdl2-a_r8c
あくまで大破さんの作業用ブランチなので、そのうちなくなったりするかもしれないので注意
ターゲットの設定は以下の通り
Target System = Marvell Kirkwood
Subtarget = Devices which boot from SATA (NAS)
Target Profile = I-O DATA HDL2-A (USB)
起動用USBメモリの準備
OpenWrtのツリーは /home/miminashi/src/musashino-build/openwrt にあり、ビルドが完了しているものとする
USBメモリを用意する
相性が結構あるっぽいので、バラバラのメーカーで3種類くらい用意しておくといいかも
手元にあった3つのうち、1つしか認識しなかった
次のコマンドを実行する
code:create_boot_disk.sh
cd bin/targets/kirkwood/nas/
gunzip openwrt-kirkwood-nas-iodata_hdl2-a-usb-ext4-disk.img.gz
sudo dd if=openwrt-kirkwood-nas-iodata_hdl2-a-usb-ext4-disk.img of=/dev/sda bs=1M
上記のコマンドの実行が済んだら、USBメモリをアンマウントして作業用マシンから取り外す
起動
HDL2-AのUSBポートに起動用USBメモリを挿す
どちらのポートでもOK
USBメモリが認識されていれば、USB: scanning bus for devices... 3 USB Device(s) found と出てくる
USBメモリが認識されていなければ、2 USB Device(s) found になる
電源を接続する
起動後の様子
EthernetはDHCP clientになっていた
sshログインもできた
LuCIを含めてビルドすればもちろんLuCIでもログインできる
NASにLuCIでログインできるのおもろ
USBメモリに2つパーティションができていた
片方はカーネルをおさめるFAT16のパーティション
もう片方はrootfsがおさめられてるext4のパーティション
起動ログ
その他
基板裏側にwinbond 25X40BVSIGと刻印されたSPIフラッシュが載っている
512KBのようなので, rootfsとかをいれるのは無理そう
NASとしてどう運用するか
先行事例を見てみると、ほとんどの人がSambaで運用しているようだった
md raid で運用している例
NASにしているわけではない
自分はTimeMachine箱にしたい
Macのバックアップ用
RAIDの再構築もLuCIからできるとよい
HDDを片方ずつ換装しつつ、だんだん容量の大きいHDDに換装していく、みたいな使い方ができるとよい
これを実現しようと思うと、btrfsがよさそうではある
とりあえず block-mount と luci-app-samba4 をためしてみる
block-mount
最初からはいってた
なんでなのかわからん
DEIVCE_PACKAGES には指定されていない
block-mount でマウントするためには、あらかじめパーティションを切ってフォーマットされている必要がある
luci-app-samba4
luci-app-samba4 をopkgで入れようとすると、依存関係を満たせない
menuconfigから選択してビルドしなおした
Apple Time-machine share という設定項目あるのでSambaでもTimeMachineで使えるっぽい
https://scrapbox.io/files/672684f5210bb266eb87cf6e.png
SATA HDDをext4でフォーマットしたらOSが起動しなくなる
おそらくブートローダがHDDの先頭パーティションにカーネルがあることを期待して読みにいって固まってるのだと思う
先頭に1MBの空のパーティションを追加してみたら起動するようになった
code:fdisk
Device Start End Sectors Size Type
/dev/sda1 2048 4095 2048 1M Linux filesystem
/dev/sda2 4096 1465147391 1465143296 698.6G Linux filesystem
この先頭のパーティションはフォーマットしないでおく