【研究】身近なデバイスを使ったポインタ操作の研究
#在学 #学部 & #博士課程後期 #探索
どんな研究?
身近なデバイスのセンサを使ってポインティング操作のインタフェースを作ろう!!
という研究です.
どんなアプローチ?
スマホやApple Watchなどのモバイルデバイスに搭載されているジャイロセンサを使って、空間上をポインティングできるようにしています。
スマホを使ったポインティング
【研究】 BYOP(Bring Your Own Pointer) プロジェクト
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スマホを使ってポインティングを実現します。
スマホ側はWeb(ブラウザ)アプリなので、QRコードを読み込むだけで利用できます。
多くの人が持っているデバイスのため、プレゼンや博物館シアターなど、多人数での利用に特に適しています。
スマートウォッチを使ったポインティング
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スマートウォッチを使ってポインティングを実現します。
手に何も持たなくても利用できるメリットがあります。
AirPodsを使ったポインティング
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ここでは、AirPodsを使って注視位置を出せる手法を提案しています。
見るという行為での操作が可能になり、みんなでイヤホンを持ち寄って操作、ハンズフリーでの操作などが期待されます!
IMU搭載ヘッドホンを用いた注視位置の簡易推定→https://dl.mtstlab.org/papers/423
応用例
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部屋内のどこをポインティングしているかを検出することで、そこにあるIoT機器を操作!
現在のスイッチ形式ではできなかった、柔軟な操作を実現。
プレゼンで、参加者が各自興味のある場所をポインティングすることで、インタラクティブに!
研究の進め方
基本的な流れとしては、システム開発を行い、開発したシステムの性能や効果を検証する、ということが多いです。
実際にどう使うかのアプリケーション開発(IoT操作、エンタテイメントコンテンツなど)、技術向上のためのシステム開発(精度を高める手法、より簡易的なポインティング手法)など、いろいろなことができるので、自分のやりたい方向性を考えながら進められます。
ものづくり形なので、システム開発がしたい人におすすめです。
実装が得意な先輩たちがいるので、プログラミングについても相談しながら進められると思います!
メールアドレスです  何か質問等あればご連絡ください
k737901@kansai-u.ac.jp