【研究】効果音と抽象図形の動きの組み合わせによる主観的印象の変化
#卒業生 #探索
なぜ抽象図形の動きか?
ロゴ、イラスト、文字、写真などに動きと音を加える動画の1種であるモーショングラフィックス(MG)や、
抽象図形に動きを加えるグラフィックインタフェース内のモーションは、近年多くの場面で利用されることが増えた。
こういったモーショングラフィックスは、ユーザの注意を喚起・興味を湧かせるために付与される。
https://scrapbox.io/files/614c14ee672920001db17b24.gif
効果音の作用は?
効果音は映像作品に欠かせない存在であり、効果音が観客の印象変化に影響を与えている場合がある。
そのため,抽象図形の動きを一種の映像として扱う場合、効果音が観客の印象変化に影響を与える可能性がある。
特に曖昧性の強い抽象図形の動きに対しては、同じ動きであっても、違う効果音を付加した時の印象は異なると考えられる。
https://scrapbox.io/files/614c16897d41830023af482f.png
問題点
効果音は動きによる主観的印象の影響は完全に解明されていない。
効果音の付加により、抽象図形の動きはより柔らかい印象になるか?より軽い印象になるか?など,印象変化は起こりうるのか検証する必要がある.
今やっていること
効果音による拡縮(Scale)の印象変化に関する実験の準備をしています。
実験に興味がある方,
実験協力者を募集中です!きてください!
https://scrapbox.io/files/614bf8437361b700215cfcef.gif
拡縮とは図形の大きさを変更する動き,動きの中で最も使われる動き。
*詳しく知りたい方はこちらまで
松下研究室 修士2年 周鉄爾
Mail: k318632@kansai-u.ac.jp