手順3_同時代の作品
同時代の1998年前後の作品がどうだったか
新世紀エヴァンゲリオン(1995年)より後
ノストラダムスの予言の1999年の前
森博嗣とかが小説を発表し始めた後
1998年のミステリー
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国内編
9位『封印再度』森博嗣
9位『朱色の研究』有栖川有栖
8位『三月は深き紅の淵を』恩田陸
7位『硝子の家』鮎川哲也
6位『冤罪者』折原一
5位『メルカトルと美袋のための殺人』麻耶雄嵩
4位『續・日本殺人事件』山口雅也
3位『未明の悪夢』谺健二
2位『ガラスの麒麟』加納朋子
1位『鴉』麻耶雄嵩
1998年のゲーム業界
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セガ,Dreamcast発売
Windows 98登場
1998年
作者・奈須きのこ
ミステリー
「影響を受けた作家」として、菊地秀行、綾辻行人、笠井潔、島田荘司、竹本健治、上遠野浩平、京極夏彦、永野護、森博嗣らの名前
綾辻行人の『十角館の殺人』に影響
ゲーム
アダルトゲームである『ONE 〜輝く季節へ〜』に影響
wikipediaの整理しても楽しくないので、自分の手元の資料で調べられる、空の境界を読んだ年「2007年」の作品について調べる
↓
2007年の作品(読書体験をした年)
こっちの資料は調べやすい
メモ
1997年-2007年って、戦争を描くより、事件を描くほうが興味を引く時代なのでは?
池袋エストゲートパーク(小説原作・ドラマ)も、カラーギャング(戦争)と各話の事件解決、2つのビート(センスの哲学参照)があり、その多様性がうねり(センスの哲学参照)だった。でもここでは「大衆」と「個人」という楽器を使って、ビートとうねりを作り上げ、リズム(センスの哲学参照)ができていた。あと他にもいろいろなビートが重なっているが。
一方「空の境界」は主に、「式は殺人鬼なのか」と「各話ゲストのテーマ」で、「個人」と「事件(≒個人)」という楽器でリズムが作られた作品
好きなジャンルがミステリーとSFだと言っているので、大衆の要素は少なくて当たり前か。
時効警察
選者
文化デリック(川勝正幸・下井草秀) セレクト
内容
三木聡監督のTVドラマ
時効となった事件をあくまで趣味として捜査する
2006年1月13日 - 3月10日(全9回)
code:引用_ポップ・カルチャー年鑑 2007_p.81
川勝:毎回きれいな女優さんが犯人というのは決まっていて、その辺は「刑事コロンボ」に通じる流れですね
どうで死ぬ身の人踊り
選者
文化デリック(川勝正幸・下井草秀) セレクト
内容
西村 賢太の小説
code:引用_ポップ・カルチャー年鑑 2007_p.84
下井草: あとは、現代を私小説作家として生きようとして生まれる齟齬がおもしろい