手順3_どういうふうに場面が切り替わるか・色や音の組み合わせは?
長い1人称の地の文の後の会話分
1人称が多く、1文が短く、ダッシュを多用
そもそも1人称が多い
p.48・俯瞰風景より引用
code:奈須きのこ. 空の境界 全3冊合本版 (Japanese Edition) (p.49). Kindle 版
ガチャリ、とドアを開く音がした。午後。閉ざされた窓からは、お日さまの光が差し込んでいる気配がする。診察の時間ではないから面会人だろうか。わたしの病室は個室で、他に人はいない。あるのは溢れんばかりに差し込む陽光と、風に揺れた事のないクリーム色のカーテン、そしてこのベッドだけ
1人称の地の文の後に、1人称の人間以外の人が入ってきて、他人が侵入してくるような印象がある。そういう会話分の始まり方をする?
1文が短い。1人称なので説明になりづらい?描写が少ないから?
ダッシュで終わることが多い。ノベルゲームの人だから?
code:txt
おそらく、わたしは永久にこの悪寒からは逃れられはしないだろう。さかしまに、わたし自身がこの感覚に恋をしてしまった以上は───。
奈須きのこ. 空の境界 全3冊合本版 (Japanese Edition) (p.49). Kindle 版.
kindleで検索してもダッシュを多用していることがわかる
https://scrapbox.io/files/665ad65dabfec5001d12ffe6.png
ダイアローグが多い。精神分析と言うには2者ともよく話すけど。
若者向け?エンタメだから?エログロがガッツリ入ってくる
漢字が多くて難しそうに見える
実際の学術に立脚しているっぽく見えてそうでない。ジャーゴン(専門用語)を使ってそれっぽくみせている
表層だけ。言葉だけ
エンタメやストーリー部分は、特殊な目vs特殊能力の話を繰り返す。
古畑任三郎ではないけど、全7話で毎回新たな登場人物が出てくる。
そのゲストキャラを、倒したり、捕まえたり、そのゲストキャラに関わる謎を解いたり、トラウマを解決したりしている
そのゲストキャラ(犯人・敵)の1人称も描く。
どの話にも登場するのは「両義式」
「死」という単語がよく出てくる。厨二っぽい。
1人称なので、物事を移す視点(カメラ)として引きが少なくなりそう。なのを「彼女」や「彼」という言葉を用いて「カメラを引いている」
色や音の組み合わせはどうなっているか
登場人物のダイアローグが終始続くので、音はない感じ。終始無音のような、雪の降る日の深夜のような静けさがずっと続く
1人称中心で飽きないの?
各話ごとにゲストキャラに関するミステリーと
全7話通して存在する、「主人公の式は殺人鬼なのか?殺人をするのか?」というミステリーがある
のでそれで興味を引いているというか、ストーリーラインになっている