ひなないのエロゲレビュー置き場
遊んだエロゲの短い感想と点数を書きます。
クレーマーのレビューだから期待するな。
ネタバレは避ける方針で。遊んでほしいからね。
評価基準
10点満点、0.5刻みの20段階評価
キャラ愛とシナリオ評価がごっちゃになってて初期につけたゆずソあたりの点数は普通に滅茶苦茶
よっぽど売り物になってないレベルじゃないと星4以下はつけない、つまり実質のところ星5が最低評価
星5 ~ 6→オススメしない
星8からは高品質だけどそこまで好みじゃないゲームかあんまり面白くないけど好きなゲームのどっちか
星8.5より上は好きな作品
あとに点数をつけた作品ほど、シナリオ重視かつ作品自体の質も踏まえたうえで評価をつけてるので、必ずしも自分の中で好きな作品と一致してるとは言い難い
暫定ランキングに入ってる作品が本当に好きな作品
星は作品全体の点数で、ハートはシナリオがおもんなくてもキャラがかわいいとか雰囲気が良いみたいな側面でどれだけ好きかだと思っといて、当然星のほうが大事
星は5がほぼ最低で0.5点刻み、ハートは1点刻み
💠このマークが付いたら2周以上してる
暫定ランキング
1位 9−nine- ゆきいろゆきはなゆきのあと
2位 金色ラブリッチェ
3位 ジュエリー・ハーツ・アカデミア シリーズ
4位 はじめるセカイの理想論 -goodbye world index-
5位 MUSICUS!
好きなブランド
きゃべつそふと
ブランド一覧
きゃべつそふと
アメイジング・グレイス -What color is your attribute?- ⭐9 ❤️7
美術をテーマにした珍しいタイプの学園モノタイムリープ推理エロゲ。かなーりシナリオが良質できゃべそが人気になる理由も頷ける。一本道で1ヒロインずつ攻略しては次の世界線に移動するタイプのエロゲで、最終ルートで怒涛の伏線回収。なるべくネタバレを見ずに最後まで読むことを推奨。絵は個人的に最後まで受け付けなかった。今になって思い返すと相当シナリオは面白かった。最後の最後まで誰が黒幕か僕にはわかりませんでした。
さくらの雲*スカアレットの恋 ⭐10 ❤️9
「――桜の木の下には死体が埋まっている。」2020年を生きる主人公が桜の木の下から100年前の1920年、大正時代の帝都・東京に飛ばされてしまい、そこで探偵業を営むイギリス人の所長に拾われ、事務所に舞い込む怪事件を解決しながら未来への帰り方を探すエロゲ。シナリオライターはお馴染み冬茜トム先生。あめぐれと同じで登場人物の中から事件の犯人を見抜く、ミステリー的要素が根幹にあるエロゲ。ジャンルとしての大枠はあめぐれと変わらないんだけど、序盤が退屈・Hシーンがいつまでも見られない・キャラクターの掘り下げが微妙、といったあめぐれの欠点を改善する構成の工夫が随所にあった。多分意識して改善してると思う。そういうのも相まって序盤から退屈せずに読めた。と言っても勿論冬茜作品の良さは中盤から終盤に集約されてるので後半が面白いことに変わりはないんだけど。攻略順はあめぐれと同じ一本道形式。メリッサルートは単品でも面白いがそのラストからボルテージが一気に爆上がりした。所長ルートも流石の面白さ。随所に散りばめられた伏線を一気に回収するいつもの手腕には毎回驚く。最後はでかきもが一人モニターの前でワッ...泣いちゃった...。OPは神。プレイしたら更に評価が上がる。CGも自分はしらたま絵の方が好みだったけど、あめぐれと比較してだいぶ気にならないレベルの絵になっている。とはいえ、世間で過度に持ち上げられてるから白昼夢もそうだったけどそんなに崇められるほどか?とは思ったけど減点方式にしたときに引ける箇所がゼロ。流石にこれには満点をあげざるを得ません。君にも百鬼夜行、帝都に蔓延る歪みの正体が見抜けるかな?ぜひプレイして欲しい作品。
ジュエリー・ハーツ・アカデミア -We will wing wonder world- ⭐10 ❤️10💠
強い意志が具現化して宝石になる世界で "意志" を研究する学園、ジュエリー・ハーツ・アカデミアに主人公がスパイとして潜入するハイファンタジーエロゲ。シナリオライターはいつもの冬茜トム先生。伏線まみれのシナリオはいつも通りだがさくレット、アメグレとは打って変わって今回は推理がテーマではない。他種族共存や生存競争みたいな重いテーマを取り扱ってる。中盤の瞬間最大風速はアメグレをおそらく超えている、が、長すぎるシナリオの中でも際立つ戦闘描写の多さ、エロシーンと恋愛描写を殆どおまけエピソードに回した構成故に他作品より人を選ぶ。受け入れられると高評価になると思う、自分は高評価側。が、最後の展開だけは自分でも擁護不可能かもしれない。間違いなく遊ぶ価値はある作品。でももう一回言うけど最後の展開だけはいらない。
ジュエリー・ナイツ・アルカディア -The ends of the world- ⭐9 ❤️9
ジュエハの続編。内容的には続編っていうよりちょっと長めのFD。フリギア西方のデルタ帝国の鉱山都市ハルモニーでトルマリンを巡る小競り合いにペガサス組が巻き込まれる、という大まかな筋書きはあれど、前作に残された未回収の伏線とか、上の感想でも文句を言ってるラストの展開についての補足が割と内容の大部分を占めていた。ジュエハ自体が合わなかった人には向いてないだろうけど、ジュエハ好きや前作のラストの展開にだけは不満があったみたいな人はかなり満足できる内容だと思われる。さくレットでもやってたキャラクターのその後を描きながら流れるEDは今作でも。メモリアルの仕様はあめぐれを思わせる感じ。多少過去作意識してたのかなと邪推。作中の戦闘のくどさは前作でまあまあ文句言われてたところではあるけど、今作では改善されててテンポ良く読み進めることが出来た。代わりにフルプライスの値段にしてはボリューム少なめ(13時間くらい)だし、特典も有償特典商法+限定版商法なので、グッズ集めようとするとエグい値段するけど。まあエロゲ界最後の希望感あるブランドだし、作るゲームは質が高いから仕方ないかなあとは思うが...。きゃべつそふと、お前シナリオライターと原画と曲は死ぬほど良いスタッフを揃えてるんだからソフトだけはいい加減改善してくれ。前作から言われてるけど分岐踏まないとCG回収できないのに選択肢スキップないのはまずいですよ!ジュエハSwitch版で改善されてたらしいのにPCには来なかったらしい。FullHD対応とセーブ数増加で多少進歩してはいる。彩頃の頃から相変わらずエロゲだけどエロゲをしていないのは弱点かも。キャラクターとの恋愛要素がなくても全然話が成立するし、その上で追加エピソードで補足される恋愛描写すらまあ薄い。自分はあんま気にならない方だけど、それでもプリリッコとか (かなりかわいかったけど) くっつく動機なさすぎるし、ペガサス組やルビイとの絆を差し置いて現地妻を作ってしまいますかぁ?ってなる。あとはジュエハ組のヒロインの出番に差があった気もする。おまけ程度のルビイと見せ場もらってたベルカとの間にだいぶ差が開いてるし。でも、どのヒロインともくっつかずに進行できるように配慮されてたのはいいと思いました。冬茜作品らしいどんでん返しはそんなになかったけど、新メンバーに纏わる設定含め伏線回収は割としっかりやってくれてた印象がある。ジュエハはやっぱり敵味方含めキャラクターが良い。特定のヒロインとかじゃなくて作品を取り巻く世界観とそれを多彩な意思で彩るキャラクター達の描き方が上手い。長々と書いたけど待たされただけの期待は裏切らずに面白いゲーム作ってくれたと思う。ありがとう冬茜トム先生。輝け、僕らの希望――!新作ヒロインだとマスター>ミリア>プリリッコ>カーラで提出。マスターの銃撃ってるCGが良くてちょっとタペ買っとけばよかったかなって後悔。この差別主義者の女前作からかなり好き。あとメモリアルは後日談とはいえ、ジュエナとジュエハのラストからあまり時間軸が進まない感じで、個人的にはやっぱルビイとマスターには妊娠CG欲しかったなという思いが。
あまいろショコラータ 1
積んでる。
Qruppo
抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすればいいですか? ⭐9.5 ❤️10💠
説明不要。ネットで有名な怒涛の下ネタも面白いがぬきたしの本質はマイノリティを題材にした熱いメインストーリー。奈々瀬ルートだけはちょっと微妙だけど共通みたいなもんだから...。シナリオゲーが好きな人でも食わず嫌いせずに遊んでみるべき。好きなヒロインは奈々瀬と文乃。アニメ化おめでとう。アニメ化で奈々瀬の声優変えたの許さんからな。
抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすればいいですか?2 ⭐8.5 ❤️10
ファンディスクなのにボリュームがデカ過ぎます!無印に勝るとも劣らないクオリティ。2まで含めてぬきたしなので無印を遊び終わったら当然2もやりましょう。少し物足りないことが多いエロゲのファンディスクの中で自信を持ってオススメできる。好きなヒロインは桐香とスス子。ホモえっちは個人的にはいらなかった。
ヘンタイ・プリズン ⭐9 ❤️8
最初からショーシャンクだよなって思ってたけど思った以上にショーシャンクだった。全ヒロイン面白かったしグランドも全部の問題を解決した上で誰も不幸にならない良い読後感で満足。他ブランドと比べてもQruppoはCGとか立ち絵に力入りまくってるブランドだと感じる。ヘンプリは特にそうだった。相変わらずインターネット教養(笑)と下ネタを擦るのが上手いしそれが注目されがちだけど、それだけじゃなくて上手な人に読ませる熱いシナリオを書くよね。結構、魂の作品だと思う。声が3/4さくレットに出てた。もう一回言うけど最後までショーシャンクだった。好きなヒロインはノア。
まどそふと
ハミダシクリエイティブ ⭐8.5 ❤️10💠
まどそふとの中で一番とっつきやすくておすすめ、というかこれ以外遊ばなくていいくらい。典型的なエロゲっぽい胸と目が大きいエッチな女の子がたくさん出てくる。でも絵柄も割とモダナイズされていて実用性も◎。シナリオもまどにしてはかなり頑張っている。特に妹のひよりんルートは必見。文面だけじゃ褒めてないように見えるかもしれないけどゆずソが好きな人には絶対刺さるのでゆずソ遊び尽くしてもうやる萌えゲねえよみたいな人は手を出すといいんじゃない?おすすめします。妃愛と華乃がめっちゃ好き。
ハミダシクリエイティブ凸 ⭐7 ❤️9
ファンディスク。後日談は無印の内容を補完しつつイチャついてていい。サブから昇格したアメリルートはめっちゃ良かった。無印の方がHシーンの絵柄は好きだった。ハミクリが好きなら全然買いだけど、フルプライスな割にボリュームが少ないので、お財布事情を考えてって感じかな。だけど内容は良かったので…。でもOPとEDと宣伝に狂ったようにVtuber使いたがるのガチでやめてね。アニメクラファンで本性を表した、まどそふとの内部にはバチャ豚がいる。
ワガママハイスペック
絵柄が古くて断念。
ワガママハイスペック OC
積んでる。
ラズベリーキューブ ⭐5 ❤️7
レビューで散々言われてる通り、共通ルートが驚くほど短い上に、個別ルートに他ヒロインが一切出てこないので美少女動物園を期待してる人にはあまり良くないかもしれない。ギャグのテンポ自体はいいんだけど、それぞれの個別ルートで一人のヒロインと延々とやり取りを繰り広げるので飽きてくる。これに金を払うくらいなら他のエロゲ買おう。2ルートはクリアしたけどそれが限界だった。メインヒロインも不快。いいところがないな!
セレクトオブリージュ ⭐5 ❤️7
まどがパブリッシャーをやっているだけで実際は外注、kuwagames開発。ゲームエンジンはハミクリと同じものを使い回しているどころかアセットまで同じなので聞き覚えのある効果音がする。まどそふと曰く "成り上がりストーリー" らしいが、有能なのはヒロインばかりで主人公の無双感みたいなのは味わえない。キャラクターと声優はSランク。サブキャラ含めてかわいいキャラが多くてHシーンにも力が入っている。問題なのはシナリオ。キャラを不快にすることによってしかシナリオの起点を作れていないラズベリーキューブのような問題点を抱えていて、加えて生徒会を擦っていることもあり、外注なのにある意味本来のまどらしい作品になっている。
ゆずソフト
サノバウィッチ ⭐8 ❤️10💠
言わずと知れたゆずソの名作。オナ地さんとめぐると仮屋だけ遊んだらいいよ。ゆずソにしては千恋万花と並んでシナリオが良くできている。僕はこれでエロゲ童貞捨てました。今やると絵が古いのとフローチャートがないのが気になる。正直今やるとそこまでおもんないんだろうけど点数には思い出補正も入っています。
千恋*万花 ⭐8 ❤️10💠
人によってはこれがゆずソ最高傑作かも。ヒロインが全員かわいいし、ゆずソらしいイチャイチャも充実。穂織の雰囲気がとても好き。ゆずソでは珍しいタイトル回収もある。OPが神。50万本売れたらしい。穂折の設定が外人にウケたんだと思う。神ですよ千恋万花。
RIDDLE JOKER ⭐8 ❤️10💠
メインヒロインがゆずソの全キャラの中でも相当強いのが三人揃っている。シナリオは正直クソだけど、ヒロインがとても可愛いので買う価値はある。OPは神。個人的にはこれ以降のゆずソはHシーンの実用性が跳ね上がっていると思う。
喫茶ステラと死神の蝶 ⭐8 ❤️10 💠
ナツメが可愛すぎる、ナツメゲー。シナリオはサノバや千恋万花には及ばないけどゆずソってこれでいいんすよ。別ゲー遊んで尚更感じるけどゆずソのシステムはエロゲとして完成されている。個人的にはとても好きな作品だけど、世間での評価はサノバや千恋万花ほど良くはない。面白いかって言われると面白いわけじゃないけど好きなエロゲ。
天使☆騒々 RE-BOOT! ⭐7 ❤️8
むりこぶの絵は相変わらず神。追加絵師二人には否定的だったけどサブヒロイン二人はとても良かった。逆にメインヒロインが薄味過ぎる。天使とかぐ揶が酷いし天音もナツメよりハマってない。シナリオがゴミなのはゆずソだからしょうがないけどもう少しなんとかならなかったんですかね…?親友ポジ不在で女しか出なかったり、ヒロイン以外とのHがあったり、目隠し竿とかオホ声に挑戦したりといろいろ新しいことはしてると思うけど空回ってる気がする。
PARQUET ⭐5 ❤️9
R18抜きで出す意味あった?どっちのルートもないし、イチャイチャも少ない割に一年半待たされた。シナリオもリドジョの悪いところを煮詰めた感じで正直よろしくない。OPの3Dもクソ。唯一ヒロインのリノちゃんの顔と声は最高や。ゆずソブランドが好きならセールで買えばいいかも。なぜVの、よりにもよってホロライブに宣伝を任せた…?
Feng
夢と色で出来ている ⭐5 ❤️6
ネタバレは避けるが、本当にシナリオは夢と色で出来ていた。作品のテーマや構成がかなりkeyというかリトバスっぽい。やりたかったことは分かるのだが、なんとも肩透かしな気がする。定価10000円の割に個別ルートはびっくりするくらい短い。HシーンでHCGを6枚とか4枚とか消費するのでHシーンはアフター含めても4回しかない。ゆずソってやっぱり神なんだな。別にこの絵柄にHシーンを求めてるわけではないのでいいのだけど、それならそれでもう少し個別のボリュームをですね...。しかも個別ルートの出来がそれぞれ良くないのが問題なんだよな。そりゃ潰れるわ、とか言ったらFeng好きに怒られるか?それはそうとOPとEDが良すぎる。今まで聞いたエロゲソングの中で一番良かった。堀江晶太作曲のエロゲソングに外れはない。まあボコボコに叩くほど悪い作品ではないけどOPとEDに惚れて買うと肩透かしを喰らうかも。定価で買うもんじゃない。
SAGA PLANETS
金色ラブリッチェ ⭐10 ❤️10💠
いままで遊んだ中でトップクラスに好きなエロゲ。メインヒロインが全員金髪という珍しい特徴を持っている。テンポよく展開されるキャラ同士の掛け合いもさることながら、各ルートにしっかり伏線が散りばめられていてそれをグランドルートで全部拾ってくれる。同一ライター故のエロゲでしかできない物語でさかき傘のシナリオは神がかってる。しょーもないエロゲにありがちな別ルートに行くと他ヒロインがフェードアウト、ということもなく全員が全員他ルートでもいいキャラしてるんだわ。グランドエンドで泣いた。ネタバレ見ずに遊んでほしい。ちなみに玲奈→(茜)→エル→シルヴィの順が正解なのでこの順番に沿って攻略してね。一番好きなヒロインはシルヴィ。でも玲奈と理亜も好きだよ。
金色ラブリッチェ -Golden Time- ⭐7.5 ❤️8
まず前提として金色ラブリッチェが好きなら買うべき。なんだけどセールのときでいいと思う。前作の半分以下くらいしか分量がないのになぜか値段は上なので...。ネットミームとメタネタが大量に入れられた構成は自分は好きだったけど人によって評価分かれそう。スマブラ淫夢の再現は腹が捩れるくらい笑った。絢華ルートは良くできてた。ミナはうーん、良くないかも。〇〇〇ルートは良かったけど〇〇ルートはあれで綺麗に纏まってたんだからわざわざこれ用意する必要もないよねとは思う。まあ公式で別エンドを用意してくれるのはありがたいけどね。Youtube見てる限りさかき傘もやりたいわけではなかったっぽいししょうがないね。そこらへんは自分で遊んで判断してください。金色ラブリッチェが好きならまあ買いです。
はつゆきさくら ⭐8 ❤️7.5
結局なんだったのこの話?感動はしたけどこれでシナリオゲーっていう評価は若干違和感がある。ラブリッチェのほうが好きだね。謎を謎のまま放置しないでほしい。
ぱれっと (クリアレーヴ系列)
9-nine- ここのつここのかここのいろ ⭐8 ❤️100 💠
Fate+リゼロ+学園モノみたいな感じの物語って言えばわかりやすいと思う。白巳津川市で発生した謎の人体石化事件の謎を美少女と一緒に捜索するストーリー。ぶっちゃけここいろ単体だとかなり消化不良で評価は下がるんだけど実質的に共通ルートというか有料体験版扱いなので、文句を言わずに全部やろう、ここいろ単体でもほどほど面白いし。分割商法はクソだなって思ったけどまあこんだけシリーズ通してのクオリティが高ければ文句はない。九條都すき。realizeとふたりめっちゃ好き。
9-nine- そらいろそらうたそらのおと ⭐8 ❤️9💠
正直妹の能力が存在感を操る時点で予想は出来るシナリオ。OPでもプロローグでも隠す気は別にない。ここから9-nine-は段々面白くなってくる。実妹ヒロイン特有の近親相姦と愛の間で揺れる葛藤、いいですよね…。ヒロインの天ちゃんは銀髪巨乳かつ沢澤砂羽ボイス。勝ちだね。種崎が超大御所になった今頃じゃ出来ない豪華な配役。9nineシリーズはだいたいHシーンはオマケでシナリオで1回、事件解決後に2回するという構成なのだけれど、ハッピーエンドを掴み取ったあとのいちゃラブHに思わずキモヲタスマイルを浮かべてしまった。良かったです。
9-nine- はるいろはるこいはるのかぜ ⭐8.5 ❤️9💠
春風があんまりキャラとして好きじゃなかったけど (こういう高身長巨乳安易なエロキャラ枠はあんまなんだよな...) ルートとしては夢中になって読む程度には面白かった。まあただあくまでも全てはゆきいろに繋ぐための前置きなので...。 ここまで遊ぶ人間はゆきいろももう買ってるはずなのであまりこの章単体に評価を下す意味もないと思う。一応物語としてはキレイにまとまってるけどゆきいろまで遊んで初めて完結するんで...。タイトル回収はガチアツい。あとここから堀江晶太が採用されてOPがかっこよくなる。
9-nine- ゆきいろゆきはなゆきのあと ⭐10 ❤️10💠
シナリオが良すぎる。希亜も可愛すぎる。OPのDear My Wakerも良すぎ。神。二周目でも泣いた。Dear My Wakerが流れるタイミングが完璧。4分作の最後を飾る希亜ルートなんだけど他のルートで見せてなかった希亜の素の部分がたくさん見れてよかった。そらいろくらいまではこのヒロインどう広げるんだろうとか不安に思ってたけど良かった。1~3と違ってシナリオの都合で希亜に接触した感が否めないのは仕方ないね。夏和小ボイスが希亜のキャラに結構ハマってると思う。ここいろからはるいろまで広げに広げた風呂敷を綺麗に回収しつつハッピーエンドに繋げたかずきふみのシナリオに感服。間違いなくエロゲでしか書けないストーリーだと思う。一位です。
9-nine- 新章 ⭐9 ❤️10💠
都ルートの補完と各ヒロインのafter的なやつ。Hシーンはなし。短い。この世界は、キミを「」した物語だった。実はこれ、最初は9nineの非エロコンプリートエディションと抱き合わせでしか遊べなかったらしくって、この短いストーリーのためだけにフルプラ1万円超えを払わされたらそりゃ皆キレますわなって感じ。Steamでセールで激安購入した自分の立場からすれば満足だったけどね、エロはやっぱ欲しいけど... エロゲではHシーンはスキップするけどHシーンがないエロゲは物足りないってそれ100回言われてるから。
ましろ色シンフォニー
枯れない世界と終わる花 ⭐️7.5 ❤️7
期待してなかったけどとても良かった。上から涙を流した。共通はエロないよ(笑)。短いのはロープラ作品だからしょうがない。シナリオ構成とか設定がKeyの時代の古き良きエロゲを連想させる感じ。批評空間の点数が78くらいで低くて唖然としてた。確かに一回目の回想シーンで全部のトリックは読めたけど、それをわかった上でシナリオは楽しめたしちゃんと泣けたし、声も原画もいいんだから自分としては文句なしなんだけど。創作彼女より点数が低いのは絶対ない。意味わかんねぇ。あと上でも触れたけど声が豪華すぎる。フリーレン、桐葉/郁子、茉優パイ、秋野花。すごすぎ。
Laplacian / Principia
白昼夢の青写真 ⭐9.5 ❤️9
Steamファミリーシェアで貸してくれた弟に感謝。嘘、ぬきたしと天使騒々タダで遊んだんだから当然の権利。Steam版だからエロないよ(泣)。まあラプラシアン自体今はもう非エロブランドらしいからいいか…。処女厨的には凛と世凪以外が非処女だったのがキツかった。全体的な完成度はめちゃくちゃ高かった。ただ個人的にはこういう救いがない感じのストーリーは好みじゃないんだよなって最初に思ったけど他のエロゲ遊んで相対的に再評価した。シナリオの出来はマジでいい。Into Grayすき。
Aino+Links / Archive
創作彼女の恋愛公式 ⭐7 ❤️8
絵と音楽はバケモンみたいに高水準なエロゲ。共通ルート "は" 夢中になって遊んだ。そして期待に胸を膨らませて進めた個別ルートが、短すぎるんよなぁ…。ゆめみルートは薄すぎるし、他ルートも掘り下げが足りない。共通で個別に必要なことをやってしまっているとか言い訳はできるかもしれんがボリューム不足だわ。グランドルートの展開は正直まあまあ読めてた。主人公の行動に賛同はできないけど最後まで貫いたところは高評価。ただ逢桜ルートでさえ描写不足なのと3回目のHシーンだけはどうにかならなかったのか?エロゲ初心者にウケは良さそう。ゆずからの脱皮に、剥けてないけどな!
アンラベルトリガー ⭐8 ❤️7
「――ここが平和(センソウ)を巡る最前線」
三大国に挟まれた中立特区フロストで探偵業を営む主人公が行方不明になった幼馴染を探す話、尚幼馴染は攻略対象じゃない。戦争とか種族がテーマだけどよく描けてたと思う。このエロゲ、とにかく創作彼女の反省を感じた。これに尽きる。でも相変わらず共通は長いしヒロイン全員ととりあえずそれっぽい関係になる。原画はレリッシュでデスを担当した絵師+創作彼女の絵師、絵柄は合わせようという努力は感じるけど、やっぱり違いすぎるので一目でわかる。違和感があるほどではない。モブとか敵役はマジでレリッシュに見える。あと舞台設定がジュエハ。ジュエハ2.0とか言われてるしアカデミー抜いたらまあジュエハ。ミリセントとノアは同じようなもん。それでも味付けが違うから同じ料理にはなってないしちゃんと面白かった。ヒロインが一人減ってるけどその分、各ヒロインのルートはちゃんと作られててそこは満足。前作はゆめみルートとかカスでしたからね。バトル物のエロゲにしては主人公が強い。かなり強い。搦手とかにはちゃんとやられるし作中でも苦戦はするけどマジでずっと強い。CGの美麗さも合わさってそういうの好きな人は楽しめる出来だと思う。あとこのブランド明羽杏子とくすはらゆい好きね?特に明羽、センターヒロイン続投かよ。創作彼女を楽しめなかった人ほど遊んでほしいかも。
CRYSTALiA
RE:D Cherish! ⭐5 ❤️7
ラノベみたいな雰囲気のエロゲ。共通は読んでて面白かった。ユニカルートもまあ面白かったが他ヒロインのルートが渋い。本筋に絡んでないしデスとルージュにそこまで魅力がない気がする。敵のグリードフォックスがポッと出の上に魅力がないのがね。あとHシーンは使えない。
ま〜まれぇど
スタディ§ステディ2
Whirlpool
Pieces/渡り鳥のソムニウム ⭐6 ❤️7
夢がテーマのエロゲ。長い上に割と退屈なノリが延々と続く感じで後半は作業がてらサブモニターでオートで流していた。塗りと原画の問題なのかストーリーの問題なのか、若干陰鬱な空気を感じてあまり好きではなかった。トゥルーのシナリオに全てをかけている系のゲームで、確かにトゥルー終盤の展開は悪くはなかったと思うが、そのために個別ルートが犠牲にされている感が拭えない。しかも、その個別ルートがそれぞれ結構長いので、トゥルーのためだけに数十時間耐えるほどの価値がありますかと問われると自分はYesとは言えないなというのが正直なところ。絵柄の好みも入ってるかもしれないが絵柄がハチャメチャに好みだったところで評価が7に増えるくらいな気がする。
はじめるセカイの理想論 -goodbye world index- ⭐10 ❤️10 💠
「その答えはきっと世界を導く──走り出す僕らのアンコール」
Whirlpoolくん!見直したぞ!ヒロイン全員がTrueエンドという方針で作られたエロゲー。セカイ系&転生チートモノを軸に境遇や信念が全く異なるヒロイン達が生前掲げた理想を実現するために新しい世界でそれを追求するお話。主人公の嘘を暴く能力と地の文を上手く活用したコミカルでシュールなやり取りが共通や個別の本筋までのパートを飽きさせない。↑にも書いてるけどpiecesのメインヒロイン一極集中が嫌いだった人種なので、はじめるセカイの理想論の名に違わず、ヒロイン各々の理想によって結末が変わる、捨てルートのない構成には大満足。単純にルートごとの完成度も高い。ヒナギクはまあ王道って感じで普通の話だったけど(それでもキャラゲとしてはいい水準だと思う)、ティアとハルカのルートがそれぞれ良く出来ている上に、プロデューサーもブログで最後に回すことを推奨してるメインのヘルミリアルートが、良すぎた。21歳童貞オタク、ティッシュ片手にギャン泣き。マジで泣いた。他のヒロインと違ってヘルミリアが等身大(遊んだらわかると思う)でなおさら感情移入して泣いた。グランドというか扱いに困るシンルートはまあ、うーん、必要かと言われると必要だけどなくても良いどころかない方が良かった疑惑もある。まあ作品のテーマがテーマだからあれも一つの形であって他のヒロインの終わり方も含めて全部トゥルーですからね。俺はヘルミリアルートをグランドだと思いこむことにするよ...。この作品、純粋にキャラゲーとしても良く出来てる。メインヒロインに明羽杏子、秋野花、蒼乃むすび、月野きいろという最強布陣、ついでにサブヒロインに夏和小の攻略不可にくすはらゆい。声優に金かけすぎでしょ...。絵も上手い、安定の胸と乳首のデカさ。piecesではちょっと違和感あったけどはじ論の立ち絵は違和感が全く無かった、なんならゆずより好きかも。転生設定のお陰で他のエロゲよりも属性がバラバラなヒロインが集まってて個が立っている。Hシーンの実用性も結構ある。ルートの好みはヘルミリア>ハルカ>ティア>シン>ヒナギク>サブ。好きなヒロインはヘルミリア、ハルカ、ヨル。神ゲー認定させていただきます。
ANIPLEX.EXE
ATRI -My Dear Moments- ⭐8 ❤️8
世界の大半が水没したポストアポカリプス的世界観でロボット少女ATRIちゃんをサルベージしたことによって出世街道から転落して腐っていた主人公が前向きになっていくみたいな話。8時間くらいでクリアできる程度に短い割にシナリオは結構よくできててサクっと感動できる。CGがめちゃくちゃキレい。ATRIちゃんかわいいね。OPも好き。
Lump of Sugar - QUINCE SOFT
もののあはれは彩の頃 ⭐10 ❤️9
「吉と出るか京と出るか、縁もゆかりも賽次第。」
冬茜トムの実質的(単独)処女作。冬茜作品の特徴であるトリックやどんでん返し要素はこの作品から顕在。世界観としては死んだら終わりのすごろくバトルロワイヤルで、サイコロの目によってルートが分岐する。あまり書くとネタバレになるのでまあ是非自分の手で遊んでくださいという感じ、セールの時には500円だし。一応ルート分岐自体はあるけど全部共通ルート扱いで、3つの共通ルートをクリア後にグランドシナリオがあってそれをクリアするとヒロインのルート (ゆずソのアフターストーリーくらいの長さしかない) に分岐できるという構成。ジュエハもあめぐれもそうだったけどあんまりヒロインとのイチャイチャみたいなものに重きは置かれてないのでそこを重視する人間には微妙かもしれない。シナリオ評価はグランド>琥珀>クレア>>みさき、ヒロイン評価はクレア>京楓>それ以外、推奨攻略順はみさき→琥珀→クレア。クレアちゃん遊んだらわかるけどかわいいです、オタクに優しいオタクギャル。シナリオはマジで相当面白い、みさきはちょっとアレだったけどそれ以外は全部圧巻のシナリオ、序盤は少しダレるけどすぐ面白くなる。難点としてはルート分岐がとてもわかりにくいのとUIが微妙というシステム面の不満点と、あと絵が古いといえば古いというのと、ご都合主義が無理な人は無理かも、まあご都合主義嫌いな人間はそもそもエロゲ遊ぶなよ、名作と呼ばれる作品の中で何作がご都合主義じゃないと言うんだい?OPはもうちょっとボーカルに力量があったら神曲になっていた気がする。
シルキーズプラス WASABI
きまぐれテンプテーション ⭐8 ❤️7
陰陽師(って言っても怪奇現象を担当する公務員くらいのニュアンス)の主人公が集団自殺が発生したアパートに乗り込んで爆乳悪魔と一緒にその謎に迫るエロゲ。ネタバレにならないくらいに警告しておくけど中身はCG含めてガッチガチのホラーなのでそういうのが苦手な人はおすすめしない。自分も深夜にやったせいでビビってた。9nineを作り上げたかずきふみシナリオのロープライスゲー。原画はアイこめのきみしま青先生。ロープライスゲーなので8時間もあればクリアできる、が、ルート分岐が死ぬほど難しいのでTRUEにいきたいなら攻略サイト必須。エロゲらしく選択肢がメインだが、脱出ゲームのような部屋をクリックする探索パートもある(分岐には影響しない)。立ち絵はE-moteでぬるぬる動く。パッチを当てるとHシーンもぬるぬる動く。すごい。軽く感動した。抜きゲーみたい。アンネリーゼかわいいよアンネ。歩サラの強みを活かしてる。肝心のシナリオだけど、かずきふみの本領発揮といった感じで面白かった。クリミナルボーダーとか9nineからも分かる通りダークな雰囲気のシナリオが得意なライターなので。ロープラゆえカタルシスの最大量ではフルプラに勝てないけど相当クオリティは高い。ゲームの根幹を否定するけどホラーじゃなかったらもっと点数は高かった。ホラー苦手なんだ...。アンネリーゼのテーマはチョコレイト・ディスコ。「キミか?」
ウグイスカグラ/トトメトリ
プトリカ 1st.cut:The Reason She Must Perish ⭐9 ❤️8
ロープラで短いからこの点数だけど、3分作らしいので、続きが出たらまた評価変わるかも。展開はだいぶ鬱寄りだけどシナリオが良く練られてると思う。The Reason She Must Perishの副題に忠実。CGが美麗でUIも(使いにくいけど)凝っててめちゃくちゃ丁寧に作られてるのが遊んでてわかる。ルペルカリアも遊んでみたいと思った。
紙の上の魔法使い ⭐8 ❤️8
個人的に結構地雷だった。
Harukaze
ノラと皇女と野良猫ハート ⭐6 ❤️8
わりと説明不要の有名作ではあると思う。希少なアニメ化済みエロゲだし、一般の中でも認知度は高そう。まあ、声優ゲー、ですかね...。よくもこんなメンツ集めたわ。沢澤砂羽に小鳥居夕花に遥そらに神代岬?ミーハーすぎる。で、サブヒロインにはちみつこと歌謡曲...。ゆずソ遊んだら100回は聞いた声がする。ランダムにエロゲ選んだら一人はいそう。肝心のストーリーは自分に合わなかった!いいとか言われてるグランドのパトリシアすら言われるほど良くない!シャチは悪くはない(良くもない)から相対的にマシ!明日原と黒木(特に黒木)は不快!ああいう不快なキャラを理不尽に出して物語に起伏を出すタイプのシナリオはシナリオとは呼ばない!声優とグラの良さと独特なギャグで遊べはするけど、シナリオゲーとして見たら完全に失敗してる。遊びたければ止めないが俺は勧めない!
ノラと皇女と野良猫ハート2 ⭐8 ❤️9
無印があの体たらくだったから期待してなかったけど意外と面白かった。前作から家族や親というテーマを引き続きつつ、童話をモチーフにシナリオを構成していて、物語(伝説)に拘っていた前作との整合性が取れてて悪くないと思った。シナリオもシナリオで前作ユウキと未知ルートのような不快なモブを登場させて物語に無理矢理起伏を作るタイプのクソシナリオは消えてた。特にノブチナルートに関しては普通にエロゲとしても出来がいい部類でそこそこ満足。アイリスとルーシアも悪くなかった。ユウラシアは...うん。無印で知っておいたほうが良い設定とか別にないんだからアニメから入って、キャラクター同士の関係性を概ね理解したら2だけプレイするとかでも全然楽しめると思う。その前がアマカノ2でハードル下がってた可能性はあるにしても、普通に面白かった。曲もいいね、クライングハート。カラオケに入ってるのが高評価です。
あざらしそふと
アマカノ2 ⭐5 ❤️6
つまらん!!!!!!!!これで批評空間の平均点80超えてるの理解できないよー。ブランドの信者が点数つけて高くなってそうな感じがひしひしとする。「とても丁寧に作られたエロゲー。」みたいなレビューされてるけど、絵が合わなかった時点で中身が何もない虚無ゲーへと変貌を遂げる。別に明羽やポサラが特別好きってわけでもないから声もそんなだし、キャラクター造形や性格が全然受け入れられなかった。センターヒロインのルート終わらせて、偽姉ルートは付き合うところまではやったけどもう我慢の限界。ギブアップ。あざらしの作品は合わないことがわかったのでもう買わない。ラズベリーキューブ以来のギブアップ。
Willplus
ensemble
旭光のマリアージュ ⭐8 ❤️7
シナリオじゃなくて作品構成自体に難あり。面白いけど暗い、けど結構面白い。絵柄がちょっと好みじゃなかった感はある。全編メリーバッド。フィーネルートよりクロエルートとかリアルートの方が個人的には良かった。
Sprite
蒼の彼方のフォーリズム ⭐️8 ❤️8
過大評価気味。2014年の頃にこの絵とCGで出したってことは凄いが、こんなに持ち上げられるほどのゲームではないと思う。スポ根モノで自分が部活動とかサークルに嫌悪感がある人間だから、普通の人間がこれを遊んだときに感じるであろう熱い気持ち、青春、etcのような感情が自分の中に1ミリも存在していないせいで共感できないのが痛い。Hシーンが少ない。シナリオは日常パートが過剰に長いのと、主人公にみさきと真白が雑な煽り入れて明日香が引き目で乗る感じの掛け合いを何回も繰り返すのがキツかった。別にキャラデザはいいと思うし声優も頑張ってると思うけどそこではない。FCに関わる部分はちゃんと面白い。巷で言われてる超展開とか謎のタイミングのHは自分は全然気にしないけど、上記の通り掛け合いが過剰に長いのに店長とか先生とか乾沙希についての詳しい描写や、過去についての描写がふんわり触れる程度で薄すぎる。もうちょっとシナリオ配分のバランス考えてほしい。あとサブヒロインとメインヒロインの選定普通にミスってますよ。莉佳ルートは凄まじく面白くない。真白も正直面白く無い寄り。なんで一応メインヒロインより佐藤院とか葵先生みたいなサブヒロインとか男の真藤のほうがキャラが立ってるんですか。乾沙希に至っては他ゲーだと普通にメインヒロインにいるキャラだと思う。実際2出す予定でそこでヒロインにするつもりが作品自体流れたらしい。みさきと明日香ルートに関しては普通に読める面白さしてて実際だいぶ面白かったけど、アイコンに騙されて最後に明日香遊んだから肩透かしを喰らった。先にみさき遊ぶんじゃなかった。一人だけHシーン多くてあの設定ならセンターヒロインはみさきでも良かったんじゃないかって思う。王道と邪道があって明日香が王道でみさきは邪道みたいな感じだからメインに据えられないのはわかるけどさ。ゲームエンジンがEthornellで遊んでて笑った。きゃべそに次いでここでも選択肢スキップ出来ねえしセーブ少ねえのかよ!演出とか世界観は良いと思った。空だの青だのに憧れるほどの深い感情は別に抱けなかったけど。
蒼の彼方のフォーリズム Extra1 ⭐️6 ❤️7
虚無。
OVERDRIVE
MUSICUS! ⭐️10 ❤️8
バンドもの。花井是清に音楽の呪いをかけられて、何処かにいる音楽の神様を探すゲーム。主人公、対馬馨の人生を追体験。感動するタイプのゲームじゃないけど自分にはとても刺さった。2019のゲームとは思えないほどシステムは古くて、テキストは画面いっぱいに表示される。キャラクターのセリフがとても長い上に、主人公の独白もとても長く、そして陰鬱。シナリオ自体も1ルートを除いて大体スッキリしない出来事ばかり起こる鬱っぽいシナリオ。ただ、面白くないわけでは全く無く、テキスト、シナリオともに夢中になって読ませる力がある。BADエンドの完成度が異様に高い、読んでて震えた。グランドはバリバリのご都合主義だけど、それまでが酷いのでそうでもしないと報われないし、他のルートもバンドとして成功する答えを出していないので、こうしないと風呂敷を畳めないよなとは思う。作中で天才歌手扱いされてるセンターヒロインの歌唱力が作中描写に追いついてなくて、あんまりいいと思える楽曲がバンドものなのに少ないのは残念。ぐらぐら/Magic Hourは好き。ちなみにエロがなくても全然成立する。読んで分かる通りクセが強いので、あまり他人におすすめは出来ないが、間違いなく魂が宿ってる作品。エロゲより小説とか好きな人に勧めたい。
Key/VISUAL ARTS
Summer Pockets REFLECTION BLUE ⭐️8.5 ❤️9
いつものKey作品って感じで、グランドはそれなりに感動した。夏休みの空気感みたいな演出はめちゃくちゃ良かったと思う。追加ヒロインのところで作品全体のテンポが損なわれてるように感じるのと、ヒロインごとに絡んでくるキャラの差が激しくて、少年団以外の存在感若干希薄にかんじるのが構成面でのマイナスポイント。個別ルートに関してはシナリオはだいたい面白かったけど、低IQ不思議ちゃん + 終わってる語尾 + 死んだり消えたり記憶消えたりする系の感動 のKeyハッピーセットが個人的に受け付けないので、それが露骨に表面化してるシナリオはシナリオの良し悪しとは関係なく読むのが辛かった。プレイ本数が少ないと刺さりそう。シナリオだとグランドと鴎が好きだった。キャラだと蒼、しろは、のみき。
その他同人
Teeching Feeling
催眠アプリのやつ
積んでるやつ
時計仕掛けのレイライン
サムネの華乃ちゃんわよ!
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