ファシリテートにおける「許容」について
かなり抽象的だったが、概ね参加者がアクションを起こしてよいと認識すること
「直していいです」「いつでも質問していいです」と具体的に発言してもOK
白板などに標語的に書いてもOK
但し、強制はしてはいけない
ファシリテーターの役割はあくまで、参加者同士の自発的なアクションによって課題の解決ないし方針が決めることをサポートすること
「XXしてもいいです」はあくまで許容しているだけで強制はしていない
標語なども白板などに提示するのみにとどめて説明はしないこと
明示化してしまうと強制力が生まれてしまう
「許容」の通り、本題から外れた発言についても許容する。
Why?
本題から外れているように見えていた発言を深堀すると、実際には本題が本筋から外れている可能性がある。
ファシリテーターは当然万能ではない。場の流れによっては本筋からはずれた内容に本題が移ってしまう場合がある。
「排除」をしてしまった場合には、「許容」が崩れてしまう
とりあえず話を聞いて、発言の本質を見極めること
完全に外れている発言は、いくつか質問を重ねるとループし始める
本題・本筋どちらにも合致しない場合は、「また今度話しましょう」など違う場を用意してそちらで話すように促す。
「発言」を排除するのではなく、機会をずらすことで発言者を納得させる
納得させられなかったとしても発言者の退席を命じてはならない
発言者も何かしらの問題意識を持っているから発言している。課題に対して問題意識のホルダーとなっている発言者は場に必要な存在であるため
発言者が直接会議の場に居ない人物のメッセンジャーとなっている場合、本質の深堀が出来ない
メッセンジャーにメッセージ元の人物に言伝を頼むことで概ね解消する(らしい)