存在しない曲メドレー合作: 自パート制作後記
『存在しない曲メドレー合作 夢』の獅子座じゃない人パートの制作後記です。
https://nicothumb2img.vercel.app/image/sm41146541#.jpg https://www.nicovideo.jp/watch/sm41146541
https://nicothumb2img.vercel.app/image/sm41146839#.jpg https://www.nicovideo.jp/watch/sm41146839
コンセプト
オリジナル曲を作ることもある自分ですが、あえてオリジナル曲を作るだけでないという方針にしました。
というのも、ニコニコメドレーはオリジナル曲以外のものが使われることもあるので、あくまで「存在しない曲のニコニコメドレー」を作りたいと考えたからです。
そして、最初はオリジナル曲を出しつつ途中からふざけるというコンセプトで構成しました。
1. 日曜日のお買い物
自分は合作でも1つの展開が完成しているという形でメドレーを作ることが多いです。
なので、この合作でもイントロから始めました。
連続体濃度さんの曲は個人作でも使っていますね。
2. 魔法のショッピング
日曜日のお買い物のコードの刻み方のおかげで意外と合いそうだと思い、重ねました。
アニメの日常シーンで使われるBGMなので、結構趣味枠寄りですね。(それは1曲目もそうかもしれませんが)
3. "The world is round and the place which may seem like the end may also be only the beginning."
使いたいと思ったタイトルがめちゃくちゃ長いので、事前に主催のyuuyuuさんと動画担当者のえむくろさんに許可をとりました。
「地球は丸く、終わりに見える場所はまた始まりにすぎないのかもしれない。」という意味で、20世紀のアメリカの政治家であるアイビー・ベイカー・プリーストの名言らしいです。
曲の位置づけとしては『MOTHER2 ギーグの逆襲』の『Smiles and Tears』をイメージしています。
なので、出典も『Maternal』EDとなっています。
そして、使用箇所は実はサビではなくサビの後という設定です。
この合作で使った存在しない曲を1曲だけ存在する曲にするとしたら、自分はこの曲にしますね。
4. BONUS STAGE
やっぱりメドレーなので、ちょっと雰囲気を変えました。
ゲームのBGMでよくある、平行移動的に転調する曲ってメドレーだと使い方を迷いますよね。
5. 満月シガレット
ここからふざけ始めます。
ふざけ方1: 他の人の既にある存在しない曲を使う
満シガなしに存メドは語れないと思います。
この曲は最後に同主調転調があり、次の曲は転調先の調で始まります。
6. 背番号495
ふざけ方2: 存在しない東方アレンジを作る
野球の応援歌風という設定です。
半分で満シガの転調を戻すように転調しています。
あくまで存在しない東方アレンジであることを意識してメロディ改変しました。
7. Desire Disaster
ふざけ方3: 他の参加者の存在しない曲を使う
えむくろさんから許可をとり、拝借しました。
他の参加者の存在しない曲の使用が認められるという特色があるということは、それを活かすことでより面白くなると考えました。
自分が作っていた時点の他の人の曲でこの曲が一番使いやすそうだったというのもありますが、一番は次のふざけをするために選んできています。
欲を言えば自分のパートはえむくろさんより後が良かったのですが、全体構成上そこだけ犠牲になりました。
8. ニコニコインバース!
ふざけ方4: 存在しないニコニコメドレーを作り、存在しない曲と存在する曲を重ねる
これがやりたくてDesire Disasterを借りました。
メロディの類似かつ煩悩つながり。
タイトルの語感はニコニコエナジー!などを意識しました。
そして、メドレー自体はニコニコ動画Xを露骨に意識しています。
重ね方やタイトルもそうですし、名義の悪徳PはヨシキPを「インバース」した結果です。
陰陽師ですし、メドレーのラストという設定です。
存メドなのに最初使用部分を間違えたまま提出して、主催のyuuyuuさんや音源監査の26Kさんに迷惑をかけました。
すみませんでした。
9. 【メドレータンピン】ニコニコ動画七対子
ふざけ方5: 存在する曲の存在しないアレンジとして、存在しないニコニコメドレーを使用する
はいレギュレーション違反。
我ながら流石にこれはいかんでしょ。
一部リハモしているくらいで、ほぼそのまま『咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A』の『TSU・BA・SA』を引用しています。
流石に『MIRACLE RUSH』や『熱烈歓迎わんだーらんど』では安直ということで、あまりメドレーで聴かない曲を選んでいます。
とはいっても一日合作のWorbさんとの共作で、Worbさんの選曲とはいえ使用したことはあります。
音MADメドレーの終盤の感動パートという設定です。
このアレンジの終盤っぽさと解放感、普通のメドレーで作りたかった。
ところでタイトルと出典、めちゃくちゃ言葉遊びを頑張ったのですが麻雀がわからないと通じないという。
メドレータンピン→麻雀においてタンヤオとピンフの複合を指すタンピンと、単品をかけている
ニコニコ動画七対子→メドレーらしい名前と、七対子の別名が「ニコニコ」であることをかけている
音MAHJONG合作→MADとMAHJONGは2文字目まで一致
対々和全裸待機P→対々和の裸単騎待ちと全裸待機をかけている
また、順子手のタンピン、対子手の七対子と対比するように名義には刻子手の対々和を使用しました。
10. (あの…陰キャなんで…リアル麻雀は…許してください…)
ふざけ方6: 存在しないアニメの台詞を使う
やっぱり、合作に曲以外の音声を使うことでニコニコメドレーらしさが出ると思うんですよね。
ということで、この音声は作り始めた最初に録音しました。
この台詞、「ネット麻雀では行う必要のない作法が難しいなどと言い訳すればよいのにとりあえず陰キャだからで済ませてしまう」点と「ただの素人の声を使用することで陰キャらしさが出る」点でリアルだと思うんですよね。
そういう意味で自画自賛しています、デジタルタトゥーですが。
ナルシストだけど自分の声だけ嫌いなので本当にデジタルタトゥー
ちなみに、10曲になるように使う曲を考えていました。
EX. 駆け抜けゾーン
ふざけ方7: 存在しない曲で駆け抜ける
どうしてもこれはやりたかったですね。
多少無理矢理ですが、使用した全ての曲で駆け抜けました。
ふざけ方8: 存在しない「言っていない台詞」を使う
ネット麻雀しかできない陰キャの津田斗一に「許してください!何でもしますから!」と言わせました。
アニメ放送直後にネットで編集されたものがバズり、それがそのままメドレーに引用されているという設定です。
実質自分なので、本当にデジタルタトゥーですね。
他のパートへの影響
まず、対々和全裸待機P feat.悪徳Pが参加していましたね。なんでだよ
そして、対々和全裸待機P feat.悪徳Pさんパートではまず(あの…陰キャなんで…リアル麻雀は…許してください…)が使われていましたね。こうしてデジタルタトゥーが増えていく。
また、個人作のオレンジ☆ツリー!!!も使われていました。聴いたことあるメロディの駆け抜けだなぁ
そして、背番号495が〆に使われていました。熱い。
また、キメラテック・メガストラクチャー・ドラゴンさんパートで個人作のOrange Treeが使われています。
これはこの合作で唯一の、原曲側が使ってほしいとお願いした曲です。
空耳弾幕の洋楽という設定なのに元動画に全然弾幕がないので使ってもらいました。
ちゃんと空耳っぽく聴こえるように調教してもらえて嬉しいです。
そして、動画で協力してくれたえむくろさんにも感謝です。
告知の「同担拒否のナルシスト」について
これは「俺は俺のことが好きな人が嫌いだ」「俺を愛していいのは俺だけだ」というネタだったのですが、よく考えたら(よく考える前に気付け)、推しに見合う愛をできるのは自分だけだと思ってる痛いやつと捉えられてましたね…
それに気付かずに雀魂の名前を「岡本茂親衛隊長」→「Med1最下位!」→「同担拒否ナルシ」と変えていました(まともな名前がない)(しかも毎回課金が必要)。
そして、そのままよりにもよって推しているVTuberのレグルシュ・ライオンハートさんの視聴者参加型の雀魂に参加してしかも勝ってしまい、リスナーはその名前に困惑し、レグちゃん本人も「同担拒否された~~~~~~!」と叫んでいました。
申し訳なくなって再度課金して「Not_Leonian」に変えました…
しかし、11/27にレグちゃん本人とTwitterでやり取りができる機会があり、直接謝ることができました。よかった
突然のリプ返タイム
<  ̄Y^Y^Y^Y ̄
₍₍⁽⁽(ી(◔‿ゝ◔)ʃ)₎₎⁾⁾
@Not_Leonian: @Reg_Lionheart レグちゃんの雀魂に参加したとき、自分自身を同担拒否で推している人で「同担拒否ナルシ」って名前だったんですけど、見返したらレグちゃんの厄介同担拒否みたいになってて本当に反省しました 「同担拒否された~~~!」って言わせてしまいごめんなさい、とずっと言いたかったのでこの場を借ります!
全然気にしてないよ!!こっちこそ勘違いしてごめんねwwwww
わざわざありがとうう( * ॑꒳ ॑* )✨
所感
異色ながらコンセプトが伝わりやすいメドレーを作ることができ、楽しかったです。