ブラックスワン
ブラックスワンは確率上の現象で、三つの性質がある
予測の不可能性
非常に強いインパクト(経済学的に言えば効用)を起こす
文に起こせば、「非常に稀な確率だが、対象に大して非常に大きな(正または負の)影響を及ぼし、起こった後から考えれば理屈は付けられるものの、事前には考えもしない現象のこと」
タレブは著書の『反脆弱性』で七面鳥の比喩を用いた
七面鳥は1000日間、肉屋に育てられる。1日がたつたびに、七面鳥は肉屋が「自分を傷つけない」という統計的信頼度が高まっていると確信する。でも、それは感謝祭までの話。ブラックスワンが訪れ、七面鳥は考えを改めさせられる。
ちなみに、ブラックスワンで凄まじい利益を得る構造を見逃してしまう信念は逆七面鳥の誤りと呼んでいる