データの温度
システム系の論文でしばしば登場する、局所性の観念とコスト観の関係を示した言葉 システムにおけるアクセスパターンには顕著な局所性がある
一方、アクセスされないにも関わらず捨てられない膨大なデータが存在する
高頻度でアクセスされる少量のデータを熱い(hot)、ほとんどアクセスされない膨大なデータを冷たい(cold)と表現する
温度に応じたストレージモデリングが求められている
とにかく熱いデータは効率よくアクセスするような仕組みが求められる
加えてデータが膨大になった現代では、熱いデータを邪魔せずに、冷たいデータを安く壊さずに管理しなければならない
ちなみにアクセスパターンはグラデーションなので、warmなストレージなんてのも考えられる