23/10/21 就活に苦しむインテリの学生に社会の真実を教える
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面接では本心ではなく「体(てい)」を聞いている
そもそも大前提として、面接で本心を聞くことはまずなくて、聞いているのは体裁だけです(以下、「体裁」「体」とは「周囲の環境を考慮したスタンス」くらいの意味です)。
言い換えると、あらゆる質問と回答の末尾には暗黙に「~という体です」という留保が付いています。例えば「あなたの強みは何ですか?」「自己研鑽が得意です」というやり取りは「あなたの強みは何という体ですか?」「自己研鑽が得意という体です」という意味になります。
「体」は「その場しのぎの建前」ではない
まず「体」を「その場しのぎの建前」と誤解するのには大きな問題があり、「体」とはその場で繕うものではなく、むしろ外に向ける体裁であるが故に一貫していることが期待されます。
「外向きの一貫性」という美徳
何故ここまで本心ではなく体を重視するのかと言うと、体が明確だと周りの人が仕事をしやすくなるからです。
「本心vs嘘」というパラダイムを捨てろ
「不問に付す」という優しさ
つまり「本心でなくても体さえ一貫していればよい」というのは、「体さえ整っていれば本心で何を考えていてもよい」ということでもあります。
avashe.icon名作、私が就活で自己紹介プレゼン作って持ってった時も物語の一貫性に気を払っていたな
ここまでは言語化してなかったけど、読み手側に経って校閲すると、自分を物語として一貫させることに気を払うことになる