2020年ベスト映画
2020年に観た映画の中でBest 3位をおのおので書いてみる 2020年に観たというだけなので2020年に公開された映画でなくてもOK
kimitoboku.iconの場合
1. TENET
最初の10分が完璧で、観るべき所を的確に教えてくれていて、クリストファー・ノーランは映画を作るのがお上手!!という気持ち
ストーリーとしては王道SF物を、実写でこんな映像が撮れるのかという映像で突き抜けていて最後まで見応えがある
This is SFスパイアクション映画
2. 羅小黒戦記〜ぼくが選ぶ未来〜
日本のアニメーションとカートゥーンのアニメーションの良いとこどりをしたような中華アニメーション
戦闘シーンがぐりぐり動くし、登場するキャラも立っているし良い、アニメ映画を観た、という気持ちにさせてくれる
吹き替えの声優が豪華なので、吹き替え版がおすすめ
3. 来る
俺が観たかったホラー映画
je6bmq.iconの場合
1. TENET
これホントに撮ったのか!?えぇ。。。
伏線がちゃんと記憶に残る形になっていた(記憶に残っていたので)考えながらもちゃんと見られた
2. いつだってやめられる
ギャングになっていく一方で各々研究したかった意思が伝わって来て引き込まれる。
一方で各々ギークな言動がコメディとしての側面も成り立たせていて面白い
3. 魔女見習いをさがして
私がおジャ魔女の本編をちゃんと追えていないにも関わらず琴線に触れるものがあった。おジャ魔女知ってる人なら琴弾きまくるんだろうなというのがよくわかる作品だった
avashe.iconの場合
1. スリービルボード
昨年末な気もするけど、twitterで感想つぶやいてたのが2020/01/01だったので
お前の倫理観に右ストレートをぶち込む!ダークユーモア暴力ヒューマンドラマ
一般的倫理観から見て最悪のシーンなのに清々しい音楽掛ける監督は大体めんどくさいやつなんですよね、好き
話の筋は悪くも捉えられるけど、私は好意的にとりたい
分断(切り捨てられた側)と憎悪とその解決の可能性を真正面から描きつつ、奇麗事にしない感じが刺さった
2. アクトオブキリング オリジナル全長版
常識とかいう社会性認知システムやばくね?こわ...
これが本気の「政治の腐敗」ちゃんですか?こわ...
なんだこのスタッフロール?こわ...
もうちょいまじめに
信じられないような異様な常識・倫理が成り立つこと、内面化された(異様な)常識と倫理が徐々に壊れていく時、人間の精神はどうなるのかが収められています
ジャーナリズムとして、精神的な余裕があれば受け取ってほしい作品
3. 帝都物語
三位以下は正直ほぼ同率
四位以下だと皆で見た日本映画が強かった(砂の器, 七人の侍, ゴジラ)ので、「日本映画枠」として選出
熱狂的に成長を続ける東京(人々)と、東京を憎み破壊しようとする人々の代弁者としての加藤、そういう潜在意識の代理戦争が根底にあって深いわ~とか勝手に思ってました
東京の貪欲な変化を見せるために近現代を舞台とした大河にするのも凄い
加藤君は定期的に来襲してその時代ごとの東京の人間たちとバトってほしい
加藤はカリスマ性のある悪役としてアーキタイプになったが、本作は近現代大河としてもアーキタイプが見いだせると思いました
カメラワークのセンスが良すぎて、意味の薄いシーンすら意味深になってしまうパワーにやられました
B級な設定だったりコマ撮りの特撮がカットインしても、加藤君とカメラワークの迫力で没頭して見続けられる