ARK
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/c5/ARK_logo.png
Home of the Archival Resource Key (ARK)
memo
"alliance" なのは、3つの working group が共同で頑張っているから
NAAN Registry Working Group
名称付与機関番号(NAAN)を付与された機関のレジストリを監督する
Outreach Working Group
ARKアライアンス(ARKA)コミュニティの発展と、オープン、分散型、非蓄積型(non-siloed)、非ペイウォールである唯一の主要な永続識別子スキームであるARKの認知、理解、採用の促進を監督する
Technical Working Group
ARKアライアンス(ARKA)コミュニティのインフラをサポートする仕様、ソフトウェア、サーバーの開発とメンテナンスを監督する
日本から既に参加している組織(2023/07/21時点)
No. 57803 国立国語研究所(大学共同利用機関法人 人間文化研究機構)
No. 65324 全国語学教育学会(特定非営利活動法人)
特集ページ等は見当たらない?
WG のチェアマンである John Kunze が jcdl2023 にて講演を行なったらしい
@lesley_elis: @FamilySearch ARKs use n2t.net for mapping. Compare to purl, DOI, URNs, and handles when choosing what’s best for your project. ARKs are very common around the web. https://pbs.twimg.com/media/Fzj0o7RacAAdpPM.jpg
DOI
URN
Handle System
インターネット上に存在するデジタルオブジェクト等の資源に対して、永続的識別子を付与・管理・解決するための技術仕様
DOI の下位互換(というか元になったもの)なので検討しない
DOI だけはナニモンかわかる(URN, purl もなんとなくわかるが…)
→ 永続的識別子 =PID; persistent identifier → 「Findable(見つけられる)、Accessible(アクセスできる)、Interoperable(相互運用できる)、Reusable(再利用できる)」
ROR
→ あくまで「所属」にとどまるもので、それ以上の柔軟性はない(制限されているというか、目的外になる)
PID 系システムの比較
Common Language Resources and Technology Infrastructure (CLARIN ERIC) is a European Research Infrastructure Consortium founded in 2012.
EUの権威ある期間のコンソーシアムが比較している記事(信頼性ありそう)
と思ったら発行年が2008 - 2009 でだいぶ古い……
NSF (National Science Foundation)の講演だと、研究のライフサイクルを以下のように考えている:
@UC3CDL: Core mechanisms of the digital research products lifecycle: @DataCite @CrossrefOrg @datadryad @DOI_Foundation @arks_org #cni21f https://pbs.twimg.com/media/FGkyXV_WYAEjwE1.jpg
DOI / ARKs は確定か?
DOI vs ARK
Name Mapping Authority (NMA)
Name Assigning Authority Number (NAAN)
理想主義が複雑化を招いた?
ARKの基本思想は、NMAがつぶれても大丈夫な分散システムを作ること。
DOIはIDFが潰れたら終わりだが、ARKなら代役を立てられるから大丈夫!?
DOIが潰れる兆候はなく、むしろ分散システムの複雑さが、ARKには逆効果?
DOIは国際標準だが、ARKは国際標準ではない。むしろARKの方が心配
という感想が2017年時点ではあったようだkubokawa.icon
2023-07-21時点で "draft-kunze-ark-37" が最新だが、RFC に至っていない
国際標準仕様ではない! ← かなり留保すべき点と言える
でも実際使っているところがあるしなぁ…の気持ちもあるkubokawa.icon
Kunze のプレゼンスライド(2008)
Current Awareness Portal の記事
関連URLが Ark 形式で公開されている?
BnFの識別子に関する戦略に基づいた基本原則を明示する文書であり、同原則は、BnFが割り当てや登録に責任を負う、あるいは責任を負う可能性のある識別子に適用されます。Archival Resource Key(ARK)を始めとした、物理的資料やデジタル資料に付与される識別子や、ISNI・ISSNといった、資料へのアクセスを可能にする識別子が含まれると述べられています。
少なくとも BnF では Ark を PID として採用しているようだ
ARKの使用により、2020年にシステム内に保存されたデジタルコンテンツは、プラットフォーム等における変更や提供停止によらず、2040年まで検索可能です。また、同国内の各機関は、一定の条件を満たせば、同サービスに直接アクセスして独自のARK識別子を作成できます。
2040年まで てのがだいぶ気になる 永続的じゃあないのか??(サービス提供期限というだけの話?)
PID 周りの最近の事情が整理されている
ARK Implement
Python Django での実装 ← PR で色々送ったほうが良いかも
Noid check digit ← なんかのエラー検出?
Ref.