ハイブリッド AVR EG
マイコンで4066をPWMコントロールする形でのデジアナハイブリッドEG。
■ 企画意図
EGがたくさん欲しくなった。4chとか6chとか8chとか。VCEGにしてポリ対応もしたいが、独立EGも捨てがたい。しかしADSRのツマミをたくさん並べるのはイヤだなぁ。
ADSRコントロールは1組で、あるときは 8chポリ、あるときは 8chばらばらEG となるような、そんなEGが私は欲しい。
■ 構成
自作&操作術のパルス制御EGを見てパルス生成部分をマイコンに置き換えて作ろうと思ったが、どうせやるならNORを無くすでしょ、という考えに収束。
マイコン、4066、あとQuadオペアンプ ぐらいで 1ch分を形成する。ADRをPWMでスイッチングコントロール。SはPWMからLPFして電圧を教えてやる。電源は±15V/+5V、出力は0~10VのCVレンジで。EGのアウトプットをレンジ整形してマイコンに戻し、マイコンではアナログコンパレータかADCで見てアタック(A)期間終了を検知する。
EGマイコンは、ATtiny2313で 4-PWM 出力、1-アナログCMP があり使えそう(XTALなしで使いたい)。ADSR制御値はI2Cからもらう。アタック期間をゲート出力ができるとうれしいか? ほかにゲート入力、I2Cアドレス(3or4bit)、状態モニタ用のLED出力などのピンが必要。
コントロールのマイコンにはATmega48で。ADSRのコントロール用ADCあり、I2Cあり(マスタ)。MIDI INのRXD。UIは悩ましいが、MIDI信号の振り分けを考えるとロータリエンコーダやLCDが必要になるかも?
当初の原理試作は ATmega48/88で、コントローラ兼EGマイコンで動かすのも良さそう。
■ 進め方
まずは自作&操作術の記事のパルス生成回路がどれぐらいの周波数を出力していたかブレッドボードする。
そののちその周波数レンジをパルスジェネレータ冶具から出力し、4066を叩いてみる。
それからマイコンを使った工作に入る。
■ 仕様
channelの tied をやりたくなるかもしれない。
トータル8chあるとして、8chセット、全バラ、7+1、6+2、6+1+1、4+4、4+2+2、4+1+1+1+1、などなど。
UI案としては、
chごとにボタンがあり、ボタンを押すと対応するchが切り替わる
ボタンを押すとADSR入力モード
一定時間触らないでいるとADSR入力モードから抜ける
入力中もEGとしてきちんと動作する
ボタンを同時押ししたら組になる
ボタンを押しながらADSRを弄ると入力される
ボタンをたくさん押しながらは辛いね
ていうか、あいた手で鍵盤叩くよね、ふつう
やっぱりADSRの4ツマミ欲しいよね
ひとつのロータリエンコーダを切り替えながら使うのは味気ないよね
ていうかそうでないと、VC-ADSRにできない
DoepferにあったEGチェインができるとかっこいいかも。A-143-1。
ADモードとかADSRモードとかARモードとか…
■ I/O、コントロール
IN/OUT はジャック、Ctrl は可変抵抗器。
各EG
I/O
GATE IN
EG Chain IN
EG OUT
Comparator OUT
End of Attack OUT
コントロール
Comparator Ctrl
EG mixing Ctrl
SW
システムコントロール
I/O
MIDI IN
MIDI OUT
Attack CV IN
Decay CV IN
Sustain CV IN
Release CV IN
Mixed EG OUT
コントロール
Attack CV manual Ctrl
Decay CV manual Ctrl
Sustain CV manual Ctrl
Release CV manual Ctrl
Mixed EG gain Ctrl
LCD
Rotary Encoder
SW
edit
yes/no