Apple SiliconなMacでネイティブでOMORIをやる
前置き
Apple SiliconなMacでOMORIをやろうとすると、Steam上ではx64なバイナリしか配信されていないため、必然的にRosetta2上で動かすことになる。
これがまぁ、
起動できない
重い
落ちる
と辛い。
起動できなかったり落ちた際にはウィンドウは表示されないが、裏でプロセスが動きっぱなしになるため、
1. アクティビティモニタを開く
2. nwjsで検索する
3. nwjs Helperを強制終了する
をしなければならない。めんどい。
本筋
んな、nwjs上で動いてんなら、実行ファイルを置き換えてなんとかarm64ネイティブで動かせないか?と。
調べたらパッチ当ててくれるのがあった。
Steam APIらへんのバイナリはリポジトリ公開してる方が所持しているドメインから持ってくるので、ウイルスが紛れ込む可能性があるため、そこは注意。
SteamでOMORIをあらかじめインストールしておき、ターミナルでReleaseで配られてるomori-apple-silicon-patch.commandをDLし、ターミナルでそのファイルが配置されているディレクトリをカレントディレクトリにして、
chmod +x ./omori-apple-silicon-patch.command && ./omori-apple-silicon-patch.command
をする。
Issuesに
フルスクリーンにできない
<ネタバレ踏むIssue>
などがあって、正常に動かなくなる可能性があるが、完全に動かないよりかは良い。
x64な端末でやった方が良いのはその通り。
蛇足
もともとのOMORI.app/Contents/MacOSでnwjs --versionをするとnwjs 65.0.3325.146と帰ってくるので、nwjsのChangelogよりOMORIで使ってるnwjsは0.29.0だと思われる パッチで導入されるのはnwjsの0.77.0で、これはnwjsで初めてApple Siliconにネイティブ対応したバージョン