特許
東京大学特許講座
発明コンテストというものがある
—ミドリムシで世界を救う
普通の家庭で育った
バングラデシュは貧しい
一年間働いて4万円
ムハマド・ユヌスのビジネスはすごい!
技術を社会実装して、社会にインパクトを与える
直感でミドリムシやるぞって決めた
技術がいいものが社会実装できるのではない、大企業に採用されるのが信用につながる
ミドリムシが初めて上場した
大学の技術を生かしたベンチャー企業が望まれている
日本はダメだああああ
社会の変化が大きくなってきている

東大はあらゆるステージでバックアップする仕組みがあるので、成功しやすい
一番陥りやすい失敗が知財の管理である
東大が弁理士を用意してくれている
技術と経営のトップは別
一人で研究と経営をするのは大変!
—生産技術研究奨励
大学での研究は99%は発明である
高度か高度でないかは机上で決まってくる
公知でなければ高度なものだと思ってOK
基本的に発表する前に出願とどけを出すことが必要である
Q&Aを見るとよい
机上の議論なので、新規性があるが、進歩性があるかということが議論のポイントとなってくる
例えば、A,B,C,Dを備えた装置と記載された請求項の場合、それぞれの技術が参考文献にあるなら新規性はないとみなされる
上位概念しか参考文献にないと新規性ある
下位概念がある時は新規性なし
機能の寄せ集めはあかんね
まあポイントとしては、人に聞いて教えてもらえ!!!
技術の管理
1.技術の経済的評価
1.1貸借対照表による会計の管理
1.2所得税による税金の管理
1.3国内外での技術財産の管理
2.知的所有権の管理
2.1特許による知的所有権の取得
2.2知的所有権に関する係争
3.技術創造のリスク管理
3.1重大事故の発生原因
3.2技術倫理に関する係争
3.3技術者の過失責任
4.技術創造の思考の可視化
4.1思考展開図による可視化
4.2卒論・修論を思考展開図で可視化
1、特許について:何が嬉しいか、ルール
2、特許の書き方:請求項、明細書など
3、仮想的な具体例
要求機能→設計解
具体的な請求項から絵を書いてみる
発案提案書の紹介
4、まとめ
企業の場合は、特許の件数を出すと会社が余裕があることがわかる
新しいことに挑戦している
1、特許について
・発明とは?
・特許をとると何が嬉しいか?
・発明から受益までのながれ
・実用新案・意匠権・商標権との違い
発明とは?
自然法則を利用しているもの、技術的思想であること
特許の前提
・新規性と進歩性を有すること
・産業利用可能であること
・先願であること
・公序良俗違反でないこと
・先行技術文献情報を示していること
近い商品との違いを示すべき
特許を出すと何が嬉しいか
・実体のない知財:うる、貸す、指し留め、損害賠償が可能
・一定期間、独占して実施することができる
・発売する特許品に示すことができる
・他社からライセンス料を得ることができる
・特許が取れなくても公開されることで他社が独占できなくなる
発明から特許取得までの流れ
発明の完成→特許出願→出願公開→出願審査請求→拒絶理由通知→意見書・補正書の提出→特許査定or拒絶査定→拒絶査定不服審判→裁判
出願から消滅まで
出願から消滅まで20年ぐらい
特許料は結構かかる
要件項によって金が変わる
最近切れたのはダヴィンチという手術ロボット
実用新案・意匠権・商標権との違い
特許の書き方
・何を書けば良いか
・研究論文と何が違うか
・請求項の書き方
請求項がコアになる
必要な書類
願書
特許請求の範囲
明細書
ようやくしょ
図面
基本的に実施例がないとダメ
請求項の書き方
効果を書いてはいけない!
・要素列挙型
・ジェプソン型
・マーカッシュ型
特許のときは修飾しまくるので頭でっかちな変な文になる
請求項の引用
・内的付加と外的付加
・置換
・サブコンビネーション
・複数の請求項の引用
請求項は10~20こぐらいでかく人がおおい
一番下にあるのがその人が考えたものであることが多い
特許請求の範囲の作成
構成要件は少なく
用語はなるべき上位概念を
多面的なクレーム
あまりに広くすると拒絶されてしまうので、どこまで広くするかはせめぎあい
その他のコツ
・なるべくもので書く、その下位は方法
・上位概念から下位概念へ
・出願の単一性
・現実の実施内容を考慮
方法をいっちゃうと、バラすことにもなるので書かない
拒絶されたら少しずつ狭めていく
仮想的な具体例
特許は設計解しか買いちゃダメ
灰皿だと、
灰を受ける
→底面があって側面もある
みたいな感じ