1969/07/10 -A 糾弾集会
#171
七月十日 糾弾集会
部落解放同盟の、学校に対する糾弾集会が行なわれた。講堂に入場したのは教職員一同、自治会役員、学校から許可をもらった生徒で、残りの聞きたい者は、各H・Rのマイクを通じてこれを聞いた。解同側は終始かなり強い口調で教職員の反省を求め、誤りを指摘していった。その途中役員の一部の者は解同のやり方を不満として退場した。終了は六時頃であった。
この間追求(ママ)された主な点、及び総括としては、
▽同和教育に関して、府教委通達を握りつぶした形の校長の対処
▽学校教育における組合活動の不徹底
▽“学校の主人公”たる生徒の真の意見の剥奪
▽部落差別に対する怒りが豊高差別教育に向けられた
▽民主教育の欺瞞性
▽真の自由とは何かを考えて、民主的な人間を育て、万人が、平等な社会を建
設するような教育をのぞむ
[→1969/07/10 資料:糾弾集会の記録(抄録)]
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