1969/07/09 議会だより 議会は何をしているのか?
【7月9日(水)】
議会だより No1/発行7月9日
☆議会は何をしているのか?
「議員は自治会の目的を遂げるに必要な凡ゆる権利と義務を与えられています。(生徒手帳P15)」
上記のことは、皆さん御存知の通り。議会は現在の状況において、ただ指をくわえて見ているだけではありません。必死になって全自治会員の総意が反映される豊高自治というものを目指して奮闘しているのです。
『現役員会は三年有志に振り回されている。』──こんな声が一般自治会員、特に1,2年生の間で多く聞かれます。本当にそうなのでしょうか? もしそうだとすれば、それは1,2年生の声が役員会にあまりに遠かったのではないでしょうか? 積極的な意見が強く聞こえるのはやむ(ママ)おえないとしても、他の意見も尊重しなければならないのは当然です。しかし、7月7日の全校集会において『あれは全校集会ではなく、一部有志の独演会だ。発言するのは3年生だけではないか?。マイクの付近に集まっている人々はわかるかも知れないが、後にいる者は全くわからない。特に1,2年生には十分な事情説明もなく、あんな形式に入りこむのは無理だ。』(2年男子)という意見が聞かれましたので、議長が現実を確め役員会へ何度も申し入れたが無視されました。議会は全自治会員の総意に基づくものです。全自治会員の意向が反映されていない様な状態に陥ったとき、議会は大多数の一般自治会員の声を伝えるために活動します。
☆これが議会だ。
議会はあくまで立法権を保持し、役員会は行政権をもっています。この二権分立の立前をとっている以上、議会は役員会の権限まで侵犯することはできません。しかし先程も書いたように、役員会が大多数の自治会員の意向をくみとらぬ時、議会においてその意見をまとめ、役員会につき出すのも妥当なことだと考えます。そこで昨日議員連絡会(出席議員 60名中45名)において次のようなことが確認されました。
緊急事態が起った時、一般自治会員の意見を反映するために臨時の議員集会(正式な議会は開会三時間前に全議員に期間、場所を知らせることが必要)を開いて、役員会に要請する。
ですから、これからはこの方針にそって、皆の意見が反映される様努力します。
皆さんもどしどし議員を通して申し入れて下さい。
議会は皆さんのものですから…