卒研・卒計|2025年度卒業研究・卒業設計2/第09回
日 時 2025年11月27日(木)9:00~12:30
場 所 A1001(資料Teamsほか)
出席者 (敬称略)
小林正人
D2 山川 光稀(社会人Dr,原子力規制庁)
M2  足立将章(ZOOM),川上凌平,小池広輝(コーディネーター),ZENG JING(ソ セイ),高橋紡(出張)
M1 木村遥人(出張),竹澤佳祐(欠席),高橋海里(記録),穂積智瑛(出張),内藤正宗
B4 岡村知夏(ZOOM),白石勝真(欠席),鈴木息吹,中島慶大,河合惣研,土屋慶次郎,辻壮留,宮島光希,目黒響(欠席)
1.提出資料
20251127_第13回輪講資料(担当者:高橋海里)
20251127_1-2_研究進捗の状況(辻)
20251127_1-3_研究進捗の状況(中島)
2.質疑
第13回輪講(高橋海里)
パス間温度とは(川上)
→溶接した際に蓄積される熱のこと
0.2%オフセット耐力とは(小林)
→原点から比例限までの接線を、せん断ひずみ0.2%まで平行させて応力ひずみ関係の線と重なる部分を降伏点とすること(髙橋海里)
2-3式の安全率について
→細長比が大きくなると安全率も大きくなっているはなぜか(小林)
座屈のモードについて、図2-11は?
→図2-10のモードについて説明するためのものではないのか(小林)
図2-12はどう見たらよいか(小林)
→曲線の左側は必要補剛力に対して剛性が足りていないとされ、右側は剛性が足りていると判断できる(髙橋海里)
鉄骨造を設計する上で重要なこと
→座屈(髙橋海里)
→耐火(小池)
→錆(河合)
→風荷重(鈴木)
→座屈や剛性が小さいことなどに留意する必要がある(小林)
なぜ鋼構造だと薄い板で部材を作れるのか(小林)
→強度が高いから
→断面が小さくなる
→座屈や剛性が小さいなどの問題が生じる(小林)
3.進捗報告
辻
告示法における設計について用いる式や計算法の確認
地盤の増幅率の下限値を1.23とする記述が免震告示の解説本などに載っていなかった(辻)
→免震告示の解説本は少し古い。現行の限界耐力計算法では地盤の増幅率は下限値1.23としている(黄色本参照)(小林)
風荷重や積雪荷重に対する許容応力度の確認はすべきか(辻)
→時間がないので無理にやらなくてよいのでは。風荷重は場所が決まればわかるので確認できるならした方がよい。積雪は降らない場所とすればよいのでは。今回は地震による検討を対象としているということにする。(小林)
L2地震動における設計に等価減衰係数の低減係数と有効塑性率を両方使っている。(辻)
→それは良くない。等価減衰定数の低減係数0.8は長周期を対象とした場合、非定常性を上手く評価できないので1.0としている。その分、非定常性を考慮するために有効塑性率を導入している。(小林)
Qisoのγは大きいので復元力の方で考慮する。(小林)
応答スペクトル法におけるせん断力係数分布について、最初に時刻歴を行い比較することで補正するかどうか決める(小林)
収斂計算において、応答変位が設計限界変位を超えなければOKというルールを今回はどのように扱うか(辻)
→応答変位はばらつきの考慮であり、今回はねじれなどのばらつきがないとすればよい(小林)
基整促波はL2扱いで設計する。ただし、入力レベルは大きいのでクライテリアは緩めることもある。上部構造は弾性範囲で設計した方が良い。まずはL2のクライテリアと同じでやってみて、別のクライテリアをそのあと検討してみるのもよい。(小林)
中島
Running-ARXモデルについて解析の時間窓をパラメータとした検討
点でみると評価できないので、等価周期と変位の関係や等価周期と時刻の関係に重ねてみてどうかを見る。(小林)
応答予測精度に何が影響しているのかが大事。今はARXの評価に気を取られている部分があるので注意。(小林)
周期はna,nb,時間窓10のモデルがよさそうなので、それと等価周期との比較を確認したい。(小林)
4.その他
体調不良には気をつける。睡眠や栄養、生活リズムを正す。
欠席した場合はレコーディングした動画を視聴することで出席とする。
拡大ゼミなどへの参加、関心が低いように感じており、少し残念に思っている。
→関心がある場合は適宜リアクションするように