卒研・卒計|2025年度卒業研究・卒業設計2/第03回
日 時 2025年10月9日(木)9:00~12:30
場 所 A1001(資料Teamsほか)
出席者 (敬称略)
小林正人
D2 山川 光稀(社会人Dr,原子力規制庁)
M2  足立将章,川上凌平,小池広輝,ZENG JING(ソ セイ),高橋紡
M1 木村遥人,竹澤佳祐,高橋海里,穂積智瑛,内藤正宗
B4 岡村知夏,白石勝真,鈴木息吹(記録),中島慶大,河合惣研,土屋慶次郎,辻壮留(コーディネータ),宮島光希,目黒響
1.提出資料
20251009_第1回輪講資料(担当者:土屋)
20251009_第2回輪講資料(担当者:岡村)
20251009_1-5_研究進捗の状況(白石)
20251009_1-6_研究進捗の状況(中島)
20251009_1-7_研究進捗の状況(辻)
2.質疑
輪講第1回(土屋)
・設計用地震力はどう決めたか(小林)
→ベースシア係数は1自由度系から求めた。(土屋)
→高さ方向分布は違うのでは?(小林)
→高さ方向はわからない。(土屋)
・断面算定の所の二つの式は何か。使い分けは?(小林)→宿題
・PδとQh,それにかかる0.5はなにを意味するか(小林)
→Qは層せん断力,hは積層ゴム高さ,0.5は上下で負担と認識(土屋)
→M図など物理的な意味を把握しておく必要がある。(小林)
・下部構造を切り離した上部構造のモデルとはどういったものか?下部構造に免震層が含まれているのか?(竹澤)
→免震層は上部構造と一緒に解析モデルとして形成されている(土屋)
・免震部材の配置は2基だけNRBだが理由があるのか(海里)
→減衰量が多くなってしまうから。また,重心と剛心の位置も含めて配置が決まっている(小林)
・設計用圧縮限界強度はどう決めているのか(海里)
→確認する。
・並列解析ではなく,並進解析
・何年に設計された建物か(小池)
→わからない
・いくつかある設計例でなぜこれを選んだのか(小林)
→特に理由はない
・この設計例でしかない特徴は?
→他と比較していないからわからない
→取り付け部の設計が詳しく載っているのでそこを重点的にやるべきだった。
輪講第2回(岡村)
・2次形状係数とは何か(3年生)
→ゴムの直径とゴム総厚の比(岡村)
・点検に支障がない高さとは
→人が立てるくらいには
→維持管理基準に載ってる
・コアまわりにブレースを入れるとなぜ過大な軸力が防がれるのか。ブレースがないと隅部の軸力が増えてしまうのか。
→普通のブレースであった場合は過大な軸力が出てしまうと考える。
・直道転がり支承(CLB)が入っているのは積層ゴムは引張に弱いが,CLBは積層ゴムよりは強いため
・即時沈下量とは(小池)
→調べる。
・図4.8について長期のモーメントが入っていない?
→はい
・なぜ設計用荷重時とL2地震動時で分かれているのか。
→L2は上下動を考慮している
→時刻歴の最大値(応答値)をL2では使っているのではと考える
・許容支持力の項3つはどういう意味か
→3つそれぞれ別の抵抗力を意味しているが調べ切れていない。
・鉛直力の0.12倍とは
→ベースシアに対応している
・弾性限耐力と保有水平耐力の定義はしっかり把握しておくべき(全員向け)
・鉛プラグの吸収はどこからきたのか。量ではなく能力ではないのか。
→100%ひずみ加振階数30回と比較
・この設計例でしかない特徴は?
→引き抜きの検討が詳しい
研究進捗
白石
・2秒くらいは包絡しているが,3秒あたりはできていない。そこはどう考えているか。
→複数の地震動に適用させるには,機械的な方法を考えたい。そうすると,全部を包絡させるのが難しい。
→元のpSvだとノイズがある。山谷をスムージングした後直線を引けばいいのでは。(4次・5次関数に包絡するか,移動平均法を使う)
・小田原のTc2が6秒くらいになるように設定すれば3秒から6秒の間を包絡できるのでは。
中島
弾性応答以降は100秒などではなく、もっと短いスパンで切り取って時刻歴のように追ってみたほうがよい。(小林)
最初から最後まで弾性応答に収まるような小さい地震を入力してみてはどうか。(小林)
LRBだけのモデル、OD付加したモデル、地震動によってもばらつく。有効塑性率の見直しも考えられる。地震動によってなぜばらつくのかを
ARXと並行して、このモデル、この地震動ではなぜばらつくのかを調べることが先かなということもある。
時刻歴波形を確認しないといけない。特性変化が起きる前に最大応答が起きているのか、特性変化が起きたあとに起きているのか
辻
収斂の仕方が違うのでは。初期値問題というのがある。設計限界変位は揃えないといけない。収斂計算の1回目で動かしている内容が違うのでは。
収斂しなくても設計ができていればいいのではないか。卒論までのスケジュールを考えてもこの問題に時間がかかり過ぎているのでそうするか考えたほうがよい。
天然ゴム系積層ゴムとオイルダンパーのモデルでやってみないといけない。
環境温度などのばらつきをエクセルファイルでは考慮していなかったでの、それが一つ要因になっているかもしれない。(辻)
Isoで設計はできているから,Isoを飛ばして時刻歴応答解析してみてはどうか。
3.その他
11/25(火)5限 拡大ゼミ:松田平田設計(牛尾直史氏)
岡村さんが10/16,10/23オープンデスクに参加のため欠席(収録動画を視聴で出席扱い)
10/10,共立女子大学合同ゼミ 場所:神田一ツ橋キャンパス本館・12階DCL2(Degital Creation Lab2)(エントランス待ち合わせ)
4年生は準備が後手に回っている。スケジュール管理をしっかりやる(提出資料など含め)。
先生,10/13(月)不在。相談事は早めに。