卒研・卒計|2025年度卒業研究・卒業設計1/第11A回
日 時 2025年6月26日(木)9:50~12:30
場 所 A1001(資料Teamsほか)
出席者 (敬称略)
小林正人
D2 山川 光稀(社会人Dr,原子力規制庁)
M2  足立将章,川上凌平,小池広輝(欠席),ZENG JING(ソ セイ),高橋紡
M1 木村遥人,竹澤佳祐,高橋海里,穂積智瑛,内藤正宗
B4 岡村知夏(コーディネーター),白石勝真(記録),鈴木息吹(欠席),中島慶大,河合惣研,土屋慶次郎(欠席),辻壮留,宮島光希,目黒響
1.提出資料
20250626_第19回輪講資料(担当者:目黒)
20250626_11-1-1_研究進捗状況の報告2(白石)
20250626_11-1-2_研究進捗状況の報告2(中島)
20250626_11-1-3_研究進捗状況の報告2(辻)
2.質疑
輪講第18回
クリアランスの値を定める規定について,例題の0.9m(免震構造の応答変位)の場所は図のように上部構造で合っているのか。免震層の変位(せん断変形量)のことではないか。(小林)
→直しておく。(目黒)
0.9mは免震層の変位としては大きすぎる。(小林)
→0.8mで式が変わるのでそれを扱いたかった。(目黒)
→現実的な値も挙げるべき。(小林)
鉛直変位のクリアランスはどうなっているか。(足立)
→積層ゴムでは50㎜程度。(目黒)
応答速度の式に出てくる基準変位とは何か。(竹澤)
→応答スペクトルから求まる応答変位。この式は応答変位→擬似速度→実速度と変換している。(小林)
接線周期の式が変。テキストではそのように書いてあるが,周期なのに√がない。誤植か。(小林)
→誤植と思われる。(目黒)
→文科省の検定を受けた高校までの教科書とは違い,大学生が見るようなテキストでは度々こういうことがある。(小林)
免震周期と上部構造の周期の比は免震材料の軸力とどう関係があるのか。そもそも今回の内容なのか。(小林)
→次回の内容だが,「その他の規定」とあったので補足した。(目黒)
減衰材の負担せん断力の式で,ε=0だと本当に二乗和平方根になるのか。各項の意味は。(小林)
→前半部分はせん断力係数。後半は全体のうちダンパーが負担するせん断力の割合。(小林)
ε=1.0の時はどうなっているのか。(小林)
→良く調べられていない。(目黒)
→図を入れるなどして,分かりやすい資料を作るべき。(小林)
→前回,「次回詳しく説明」となっていた箇所が「前回説明した」ことになっている。お互いにどこまで説明するのかは話し合っておいたほうが良い。(小林)
研究進捗状況の報告
白石
なぜ八戸のEWとNSなのか。(小林)
→日本海溝を意識している。(白石)
ごくまれかまれか。(小林)
→ごくまれです。(白石)
工学基盤で告示通してない。(白石)
加速度スペクトルの短周期側にピークがあって、正確になっているか?(小林)
→確認していない。(白石)
図の1,2の応答スペクトル法の換算比はどうなっているか、グラフを単に見せるだけでなく、その傾向についても説明すべき。(小林)
NSEWの差はあったか?(小林)
→目立った違いはなかった(白石)
減衰について(5%)を書いておくべき。(小林)
3章のところに、平滑化の意味を書いておくべき。(小林)
→コーナー周期の算定の時に、元の応答スペクトルだと見にくいので、平滑化して見やすくした。(白石)
目視は避けよう。図3などについて、周期に反比例するようなカーブを当てはめてみて、値を算出してみるべき(小林)
グラフの縦軸をそろえて(小林)
Tc1、Tc2の決め方が問題なのか、川上式が問題なのか。(小林)
→Tc2に問題がある。ものによって精度にばらつきがある。(白石)
大事なのは減衰のピークで捉えられているかどうか。納得感のある定量方法について考えるべき。(小林)
試作版であるかどうかによって、結果をまとめるのは不適切ではないか。(小林)
加速度、速度スペクトルのコーナー周期の名称について、院生が中心に整理すべき。(小林)
Tc1の決定方法は石原さんの論文を参考にした。(川上)
→別の方法も考える。平滑化は過去の論文をあたってみる。(小林)
中島
鉛径が大きくなると応答変位が小さくなるのはなぜか。説明が逆なのでは。(小林)
→エネルギー吸収が大きくなっている。(小林)
面圧が大きくなると変位が大きくなるのはなぜか。(小林)
→重量が大きくなっている。(中島)
→それによって周期が長くなっている。モデルの通りでは。(小林)
→ばらつきが大きいので,全体的な安全側,危険側の傾向を言うのでは,定量的なデータに対する考察としては不適当。地震動による影響が大きそう。(小林)
RBが危険側の評価に影響していないのは本当か。(小林)
→LRB,RBの基数を変えて確かめ,補足した。(中島)
変位の比較・周期の比較でモデルが同じなら,周期が大きい応答スペクトル法は変位も大きくなるのではないか。(川上)
→周期のずれと危険側評価の因果関係を説明してほしい。(小林)
→そこまでは調べられていない。(中島)
→基本的には周期が大きければ変位も大きくなる(減衰による影響などもあるが)。応答スペクトル法は安全側になるはず。目視ではなくフーリエスペクトルを用いるなど,分析的なアプローチが欲しい。(小林)
辻
応答スペクトル法を適用するためのモデル作成にあたっての注意事項は,既に輪講で扱ったことを説明しても仕方がない。(小林)
免震告示の解説書にも設計例は載っている。そちらの方がわかりやすい事例があるのでは。(小林)
→ビルディングレターの方が簡単だと思った。(辻)
→情報源を絞りすぎるのもよくない。告示で設計されているもの,新しいものを取り上げたほうが良い。(小林)
ss7はひと通り入力できたのか。(小林)
→ルート3を念頭に入力している。あとは免震を考慮するだけ。(辻)
モデル例はこれだけで行くのか。(小林)
→告示の条件に合うように調整して,2棟できる予定。(辻)
→ただ構造計算をしただけにならないように注意。(小林)
「作成した」だけではなく,資料として何を見せるか(ソフトに入力したものなど)を考えたほうが良い。(小林)
グラフを出したらその説明をする。何のために作業をしたのか,目的が大事。文字情報だけでは分からない。(小林)
3.その他
BIMやSS7、midasの使い方のレクチャー 8/9(土) 13:00頃~ の予定
WCSI 手続き・費用の支払い関係
明日6/27(金) 分野横断ゼミ