卒研・卒計|2025年度卒業研究・卒業設計1/第10A回
日 時 2025年6月19日(木)9:50~12:30
場 所 A1001(資料Teamsほか)
出席者 (敬称略)
小林正人
D2 山川 光稀(社会人Dr,原子力規制庁)
M2 足立将章,川上凌平,小池広輝,ZENG JING(ソ セイ),高橋紡
M1 木村遥人,竹澤佳祐,高橋海里,穂積智瑛(コーディネーター),内藤正宗
B4 岡村知夏(記録),白石勝真,鈴木息吹,中島慶大,河合惣研,土屋慶次郎,辻壮留,宮島光希,目黒響
1.提出資料
・輪講第17回(担当者:辻)
・20250619_10-1-1_研究進捗状況の報告(岡村)
・20250619_10-1-2_研究進捗状況の報告(河合)
・20250619_10-1-3_研究進捗状況の報告(土屋)
・20250619_10-1-4_研究進捗状況の報告(鈴木)
2.質疑
輪講第17回
最初に設定する範囲の決め方(小林)
→水平基準変形の0.8倍以下なら良いが0.8倍からやるのがいいのでは(辻)
→設計限界変位とは本当の限界なのか安全率がかかったものなのか(小林)
→安全上考慮した値(辻)
→具体的に値はどのくらいなのか調べて補足してほしい(小林)
減衰乗数の0.8倍はなぜか(小林)
→実際の地震だと減衰が減るため(辻)
→本当に安全側なのか(小林)
繰り返し計算は設計者に委ねられているとあるが実務ではどの程度されているのか(小林)
→分からないので調べてみる(辻)
多雪区域では結局どちらの固有周期を基準にするのか(河合)
→積雪荷重を考慮した状態が基準で、考慮しない場合でも問題がないか確認する(辻)
設計限界固有周期は設計限界変位に基づいて算定するはずだが収束値の見かけの剛性は上がるため等価周期が変わるのではないか(小林)
→設計限界変位が可変なため設定し直していくのではないか(辻)
→減衰は変わっているが周期も変わるのかどうか再確認してほしい(小林)
非線形のものは繰り返しが必要で応答スペクトル法の中でも等価線形化法という(小林)
研究進捗状況の報告
岡村
検討目的を資料に載せるべき(小林)
図や表の記載の順番を工夫するべき(小林)
なぜ上部構造の質量は2000トンなのか(小林)
➝既存の免震デバイスを用いて目標性能を満たすために2000トンにした(岡村)
➝井澤さんは1000トン
鋼材ダンパーの切片荷重比が2.5%となっているのはなぜか。(小林)
➝L2地震時の変形量とせん断力を適切な値にするには3~4%がちょうどいい。(小林)
オイルダンパーの荷重比は5%となっておりやや大きい(岡村)
L2地震時にもオイルダンパーを効かせるなら,オイルダンパーと鋼材ダンパー合わせて荷重比が2.5%となるようにする(小林)
コイルバネの剛性が積層ゴムの0倍というのは少しわかりづらいのでコイルバネ無しと表記するのが良い(小林)
オイルダンパ―がない場合では,コイルバネの剛性は積層ゴムの何倍とするのがいいのか(小林)
➝神戸位相に着目すると積層ゴムの2倍とするのが良いと言える(岡村)
オイルダンパ―を付けるならコイルバネの剛性は積層ゴムの何倍とするのがいいのか(小林)
➝コイルバネの剛性による差はあまり見られなかった(岡村)
➝告示波では差が見られなかったが,地震動をパルスなどに変えると差が見られるかもしれない(足立)
コイルバネの剛性が積層ゴムの1倍の場合も検討すべき。(小林)
変位や加速度の時刻歴波形を載せて挙動を確認したい(小林)
オイルダンパ―とコイルバネの組み合わせが本当に良い組み合わせなのか判断できるように地震動ごとに分析するべき(小林)
オイルダンパ―の速度-荷重関係の形状が綺麗なバイリニアになっていないので,刻み時間をもう少し小さくして解析してみてほしい(小林)
河合
実際の面圧は基準面圧以下にするべき(小林)
隅の柱と中央の柱は負担荷重が異なるので,等分布で荷重割り振るのは良くない(小林)
上部構造はどうモデル化しているか(小林)
→1質点(河合)
タイプ1~5まででどれがいいのか(小林)
→タイプ4(河合)
→タイプ4は減衰が11%しかなく13~15%あるタイプ2,5がいいのではないか(小林)
→今後オイルダンパーを追加したモデルで検討していく
変位を決めて等価剛性がレベル2地震時の等価剛性に揃うようにパラメータを決めていく(小林)
スタディを重ねてパラメータを単純化していきたい(小林)
土屋
積層ゴムのモデル化の仕方(小林)
→図2はスケルトンカーブで良いと思うが図3のダンパーの履歴特性は曲線で良いのか(小林)
→ループがどうなるかしっかり確認するべき(小林)
複雑化させずにまず串団子モデルで検討しても良いのでは(小林)
本当に原点指向型になっているか要確認(小林)
正しいモデル化が出来ているのか丁寧に確認することが大事(小林)
狙っていた効果が出たのか(小林)
→上部構造の相関変形角がPCの方が小さくなるはずだった(小林)
→結果が予想と逆だった(小林)
標準偏差を平均値で割って変動係数で示す方が分かりやすい(小林)
残留変位など別の指標で評価するのも良い(小林)
原点指向が良いのか再検討が必要(小林)
単純な復元力の比較では良い結果がでなかったため、同じ規模大きさのPCとRCを設計してみるのも良いかも(小林)
鈴木
振動モードを資料に出す意味(小林)
→モードベクトルは固有値固有ベクトルであり固有値(固有周期)もセットで必要(小林)
→振動モードは地震動と無関係で質量と剛性のバランスで決まりモデルの特性を示すもの(小林)
→固有モードは比率が分かるだけなのに対し刺激関数は総和が1になる特徴がある(小林)
柴田先生の教科書の勉強も併せてするべき(小林)
応答の変化の際の変動軸力なども見ていきたい(小林)
上下動に対して改めて検討するべき(小林)
→実務では重力の1.3倍、0.7倍が使われている(小林)
3.その他
BIMやSS7、midasの使い方レクチャー(希望者)