卒研・卒計|2024年度卒業研究・卒業設計1/第07回
日 時 2024年5月30日(木)9:00~12:30
場 所 A1001(資料Teamsほか)
出席者 (敬称略)
小林正人
B4 穂積智瑛,相羽祐希(コーディネーター),加藤涼,木村遥人(記録),内藤正宗,高橋海里,竹澤佳祐,田中彩愛
D1 山川 光稀(社会人Dr,原子力規制庁)
M2 平田憲史,舩田恭佑,古澤海斗,芳野瑠風,千田悠人,曽根克彦
M1 足立将章,川上凌平,小池広輝,ZENG JING,高橋紡(マイク)
提出資料
20240530_7-1-1_研究計画の立案3(穂積)
20240530_7-1-2_研究計画の立案3(相羽)
20240530_7-1-3_研究計画の立案3(加藤)
20240530_7-1-4_研究計画の立案3(内藤)
20240530_7-1-5_研究計画の立案3(高橋)
20240530_7-1-6_研究計画の立案3(竹澤)
20240530_7-1-7_研究計画の立案3(田中)
20230530_7-1-8_研究計画の立案3(木村)
1.提出資料発表
7-1-1 穂積
・津波の実験は例年スケジュールが詰まっているので,先輩たちの経験を聞きながら余裕を持たせる過程も考えるといいと思います(平田)
→夏休み等を考慮しないスケジュールを組んでいたため修正したいと思います。ありがとうございます。(穂積)
・流し終わった水はポンプで貯水部に戻すと思うのですが、土砂など含んでいると貯水部に戻す際、ポンプが壊れると思うので、水路については見直しが必要だと思います。(芳野)
→ポンプ(鶴見製作所,KTV2.75)は異物通過径が8.5mmであるためシルトによる故障の心配はありません。(穂積)
・傾斜面に土砂が滞留すると思うのですが、対策はありますか。(古澤)
→比重が最大1.2g/cm^3とそこまで大きくないため、滞留は生じないと考えています。実験時の挙動次第で検討します。(穂積)
・前回質疑であがった遮水壁の追加はいつ行うことを想定していますか。(千田)
→来週に工程確認の造波実験を行い、その際にどの程度調整が必要かを確認します。別途部品の発注等が必要であれば7月上旬までの調整を考えています。(穂積)
・相似則への影響、シルト購入の手続き(小林)
→密度に関しては影響がなく、体積に関してはわからない。また、シルトについてはまた後に相談。(穂積)
→金額と納期については、早めに確認。画像認識でシルトに関する影響を後々の実験で確認(小林)
7-1-2 相羽
・入力地震動を変更したと書いてありますが、具体的にどのように変更したのでしょうか。(芳野)
→変更ではなく追加になるのですが、告示波・パルス性地震動・長周期地震動の3つと基整促波で解析を行おうとと考えています。(相羽)
・解析モデルや入力地震動がすでに決まっているのであれば、スケジュールを前倒しにしてもよいのでは、と個人的に思いました。(千田)
→スケジュールに関してはこれから検討しようと考えています。(相羽)
・今年度の入力地震動は海溝型と内陸地震動は共にあって,その選定基準は何でしょうか(ZENGJING)
→既往研究を参考に選定しました。(相羽)
・千田さんの質問と被る部分があると思いますが、解析モデルの検討は何を行う予定でしょうか。(小池)
→実験データを参考にしながらモデルに関しては作り直さないといけないと考えています。(相羽)
・内容のマイナーチェンジという印象を他の先生は受ける。一ヶ月手を動かしてみて、そこから課題をよりクリアに設定するべき。(小林)
7-1-3 加藤
・解析モデルではスタブはどのように扱うのか現時点で想定はしているのでしょうか。(古澤)
・院進の試験は8月・9月となっているの認識ですが,解析の作業は8月集中で行うスケジュールとなっているのが大丈夫でしょうか(ZENGJING)
・スケジュールの中の検討とは何でしょうか。(小池)
・昨年度実験の後に行った解析でアゴ直上プレートの確認はできなかったのでしょうか(川上)
・No.4にこだわりすぎなくても良いのではないか。(小林)
7-1-4 内藤
・現状では換算式の提案を検討するにあたってどのような方法を考えていますか。(千田)
→加速度応答スペクトル比に基づいた減衰補正式と変位応答スペクトル比に基づいた減衰補正式の比の減衰と周期に対する傾向を分析し,換算式を提案します。(内藤)
・ステップ2で加速度も比較するとありますが、今回は加速度に基づいた式から変位に換算するので、加速度を比較する必要はないのではないでしょうか。(小池)
→加速度を比較する必要はありません。(内藤)
・ 減衰補正式が2つあると計算が煩雑になるという点が不利な点としてあげられていますが、実際はどのように計算が煩雑になるのでしょうか?換算式を作成する必要あるのでしょうか?(足立)
→どちらが妥当であるかの検討がまだなされていないため、それを目的とした研究である。(川上)
・
→理論上可能である。(内藤)
・問題をはっきりさせ、ロジックを組み立てる。背景が長く、式の説明が多い。統一感を出す。(小林)
7-1-5 高橋
・座屈、引き抜きが起きていることはどこで判断するのでしょうか。(小池)
→圧縮の基準値、引張の基準値を超えたら大破となって崩壊とみなします。
・地震動の作成とは具体的にどの様なことを行うのでしょうか?(足立)
→ARTEQというソフトを用いて地震動を作成します。
・JSCAに囚われすぎない。(小林)
7-1-6 竹澤
・周期比とは何と何の比ですか。(古澤)
→免震層の周期を上部構造の一次モードの周期で割ったものです。
・応答スペクトル法の課題点として設計に用いることができない場合があるとありますが、具体的にどのような場合においてなのでしょうか。(芳野)
→建物が高い場合や、建物の形が複雑な場合、地盤が緩い場合に加えて、文献では複数のダンパーを組み合わせた場合に計算が煩雑になり、精度が悪くなる場合や中間階に免震層がある場合が挙げられていました。
応答スペクトル法を多質点モデルで行うと、応答スペクトルの良さである計算が簡易的である点が損なわれて、もはや時刻歴応答解析で行う方が良いのではないかと思いました。(舩田)
→研究をやってみないと分からないので検討します。
・解析モデルについてあまり言及されていませんが、現段階ではどのようなモデルを使用することを想定していますか?
これまで用いていた1質点系モデルを多質点に変換するのか、他の先行研究で用いられている多質点モデルを用いるのか教えてください。(足立)
→多質点系モデルについての論文が見つかっておらず、まだ検討中です。(竹澤)
→戸田やロバスト性の研究で用いられているモデルを使う事も検討しています。(小池)
・告示免震
7-1-7 田中
・敷地を津波の被害を受けることが予測される地域から選定する上で、津波浸水深から選ぶと思うのですが、あえて厳しい敷地を選ぶのでしょうか。(古澤)
→計画書の図4のような、津波避難ビルとして機能できるような土地から選定したいと考えています。(田中)
・敷地の選定ですが、今ある津波浸水地域内の集合住宅の敷地を利用するのでしょうか。それとも津波浸水地域から選定を行うのでしょうか。(芳野)
→まだ決定していないのですが、集合住宅として需要がある地域を選択したいと考えています。(田中)
・津波のリスクは想定される地震の大きさで変化する。建物のボリュームと想定される津波高さを検討していくべき。
7-1-8 木村
・二棟配置は縦列、横列どちらを計画しているのでしょうか。またどちらかの配置にしても昨年度の実験水路は使えるのか(二つの試験体が入るのか)確認した方がいいと思いました。(芳野)
→現時点では横列での配置を考えています。実験水路に関しては事前実験等を参考にしてその都度検討します。(木村)
・試験体の概要を見ると昨年のと変わらない気がしますが、水路に入りきらないと思うので二棟配置に関する既往研究を参考に試験体を作り直してもよいのではないでしょうか。(古澤)
→検討します。(木村)
・実験可能性について考える。一度模型を組み立てて考えていく。(小林)
2.その他
・アルバイトの提出状況の確認(5/31期限)、郵送
・学内選考の準備、事前面談の申し込み(対象者全員でスケジュールを合わせる)
・来週からの授業の形式変更
・研究室内の欲しいものの見積もり、リストアップ