ゼミ|2025年度ゼミナール/アイス棒タワー加振実験2(第02&03回)
日 時 2025年10月7日(火),※予備日8日(水)
場 所 振動棟
出席者 (敬称略)
小林正人
M2 小池広輝
M1 竹澤佳祐
B4 岡村知夏,白石勝真,鈴木息吹(欠席),中島慶大,河合惣研,土屋慶次郎,辻壮留(欠席),宮島光希,目黒響
結果まとめ
Aチーム
目的:繋ぎ材の脱落を防止する目的で木栓を導入したため、その有効性を検証する
加振パターン:JSCA波(50%,75%,100%) / 能登半島地震100%(木栓あり,木栓下半分,木栓なし)
→本実験では,つなぎ材の脱落は見受けられなかったことから,木栓の導入は有効であったことが確かめられた。木栓導入箇所については,上部では木栓の有無による変化は見受けられず下部でその有効性を確認したことから,本番では木栓はタワー下部から木栓を導入する事を決定した。また,木栓がタワーに与える影響としては,タワーの鉛直剛性の増加が挙げられる。
まとめ
Bチーム
目的:実験1で作成したタワーとの比較と課題の解決が行われているかどうかを確認する,新たな課題の発見
加振パターン:JSCA波(50%,70%,90%,100%(補強材の有無の2パターン)) / 能登半島地震(75%,85%,100%)
→前回は能登75%で転倒,90%で崩壊したが,今回は損傷も少なく,タワー強度の向上が確認できた。補強材を抜いてJSCA波2回目を行ったところ損傷部位が増えたため補強材の有効性が確認できた。
まとめ
前回挙げられていた課題である引き抜きと転倒を克服できた。また,すべての地震動に対して転倒することなく耐えれていたのでかなりの進捗が見られた。
Cチーム
目的:2層構造となっているタワーをつなぐ水平材がある場合,ない場合の2通りで加振実験を行い,水平材の効果を確認する
まとめ