ゼミ|2024年度ゼミナール2/第14回(100分)
日 時 2024年12月9日(月)9:00~12:30 ゼミ|2024年度ゼミナール2/第14回(100分)
場 所 A1001(資料Teamsほか)
出席者 (敬称略)
小林正人
B4 穂積智瑛,相羽祐希(マイク),加藤涼,木村遥人,内藤正宗,高橋海里(コーディネーター),竹澤佳祐(記録),田中彩愛
M1 足立将章,川上凌平,小池広輝,ZENG JING(ソ セイ),高橋紡
M2 平田憲史,舩田恭佑,古澤海斗,芳野瑠風,千田悠人,曽根克彦
D1 山川 光稀(社会人Dr,原子力規制庁)
1.提出資料
14-1 MONOSPINAL
吹き抜けにある小梁は地震力に対するものであるという表記は違う(足立)
→その小梁は張り出しているスラブを支えるためのもの。耐震性が下がるのが建物の重心と剛心が違うことでねじれやすいため。小梁が水平剛性に寄与しているとしたら面内剛性(小林)
スライド13枚目 建物の重心は変わらない,変わるのは剛心(小林)
スライド16枚目 どうしてS造なのか(小林)
→15mのスパンを取るということから鉄骨造なのではないか(高橋)
→梁せいを大きくすればRC造でも可能であるが階高が小さくなるなどデメリットもある(小林)
スライド18枚目 15mスパンが可能となる理由について,CFT柱が理由というのは少し語弊がある(小林)
→CFT柱の活用は一つ原因としてあるのは間違いではない(小林)
→CFT柱を使わないとこれは実現できないのか(相羽)
→普通の柱でも実現は可能であるが,採用すると断面が大きくなり,開放的な空間を作るのに不適切。十分な剛性を確保しつつ空間的にスリムな点でCFT柱が採用されているのではないか(小林)
スライド18枚目 スパンを可能にする理由に梁は関係しているので,トラス梁の記載も同ページにあった方が良い(小林)
スライド19枚目 衝撃吸収とは何か(舩田)
→調べたら出てきたので書いた(相羽)
→研究室の特色を生かしてもう少し専門的に書いた方が良い(小林)
→建物の規模に対して大きな力をCFT柱に集約させているのはなぜか,免震装置を4基に集約させるメリットは何か(小林)
→一定の面圧を確保しつつ,積層ゴムの径を大きくできる,大きなゴムを使ったら変形性能が上がるというのが免震的には大きなメリット(小林)
スライド20枚目 比重という表現はおかしい,建物の重心はずれないのでバランスを取るという表現は適切でない(小林)
→青い柱は細いながらも多く配置されているので鉛直荷重を適切に下の階に流している。オレンジのブレースはバランスを取るというより水平剛性に対するものではないか(小林)
14-2 ESCON九段北ビル
部分模型は資料にないが、そのあたりはどうなのか(千田)
→せっかくつくったので資料に組み込むこと(小林)
梁せいは全部560mm、スパンだけで構造種別は決まってない。室内の柱を抜いている点がキーポイントではないか。
小梁はどんな配置なのか
柱があるところとないところで違いはあるのか
→図面からはわからなかった(竹澤)
わざわざトラスにして床を引っ張ているが、小梁と同じ手法は使えないのか、なぜこうしたのか
→図9において、レベル差がある、腰壁の天板から出ている。室内の床と合わせないと梁を出せない。梁が出しにくいのでは。
→梁が受けたせん断力を流したい。柱が受ける力が大きすぎる。
スラブを釣るためだけにトラスがあるのでは。
床を釣るだけならトラスの上の部材はいらないはず
青いトラスだけで床荷重を伝達しているのならいらない
2.その他
小町さんのレクチャーの様子はどうだったのか(小林)
→レビットは少ししか触れなかった(足立)
明日中間発表の練習を行うので,その準備をするように。中間発表は大学院進学予定のB4は聞きに来るように(小林)
清水技研の見学があるので5分前には集合しているように(小林)
来週の月曜日はPCSの打ち合わせがあるので資料の準備を含めて内容の報告を明日明後日中にするように(小林)
19日は戸田との打ち合わせがあるので準備をするように(小林)
12/27.28は害虫駆除や停電があるので研究室に入らないほうが良い(小林)
B4は卒論の提出が迫っているのでスケジュールを明確に,1日を大切に(小林)
ゼミナールに関して,14回分の資料まとめと成績評価を行うように(小林)
実際の建物に着目して各部材がどのような役割を担うのかという着眼点が大事,柱梁壁などオーソドックスな部材がなぜあるのかという理由を知るべき(小林)
今日の指摘を反映させてゼミナールの取りまとめを木曜日までに行うこと(小林)