経緯(いきさつ)と経緯(なりゆき)
インフラの運用において伝達・共有したいこと、主立ったものは、過去におこった経緯(いきさつ)と、これから起こるであろう経緯(なりゆき)と捉えることができるでしょう。どちらも手順的、ストーリ的に伝えることができます。
「いきさつ」というのは作業対象としてのインフラが、現在どうなっているのかに加え、誰が、いつ、何をどうして、どういうつもりだったのが、どうなったかを証跡をもって確認したいということであり、「なりゆき」というのはどういう時に、なんのために、何をどうすることで、どうなって欲しいのか、運用作業の内容や構造を見通せる知識が欲しいということでしょう。
このような場合に Jupyter Notebook で記録・記述された narratives は retrospective にも prospective にも活用できるということです。この前提が成立するならば、ad-hoc な作業を証跡として記録する作業が、再利用の種になると考えられるわけですが、ただただ作業記録を残すというだけではなくて、一定の技量をもって記述する必要があります(なので文芸的と称していたりします)。
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操作はすべてNotebookに残す
確認作業もNotebookに残す
周辺の状況もNotebookに残す
この辺りですね ↑↑
https://image.slidesharecdn.com/jupyternotebook-160617090309/95/jupyter-notebook-8-638.jpg https://www.slideshare.net/nobu758/jupyter-notebook-63167604/8
DEC20