LC4RIのゴール
LC4RIのレベル
ゴールを以上のように定義すると、ゴールの達成に向けたサブゴールを規定することができるかもしれない。例えば、
LC4RI Lv1: 運用に関する作業がNotebookにより(automated operationとして)記述されていること
まずNotebookで書いてみる: Notebookからインフラに対して副作用を与える操作が機械化されていること
LC4RI Lv2: 運用に関するNotebook内で操作対象インフラの状態を明示的に識別していること
事前条件と事後条件を明確にする: Notebook内でのインフラに対する操作の前後で、どのように設定・状態が変化したかを明示的に確認していること
LC4RI Lv3: 対象インフラの設定・状態を制御可能なNotebookが定義されていること
状態をコントロールする: インフラの現在の状態から、期待する状態に変化させたいとなった時に、必要なNotebookが得られること
Lv2, Lv3は、 #Human_in_the_Loop を達成するための重要な要件である。設定・状態という語彙を定義することで、Human-Machine, Human(tech)-Human(non-tech)のインタラクションを促進することができる。ただし、Lv1においても、人間の介在を前提とすることでautomated opeationとして記述される作業範囲を広く取ることができるという点で、Automationとは異なる。Lv1で作られる個々のNotebookのメトリクスとしては #LC4RIにおけるNotebookのレベル_#yazawa にて考察してみている。Lv3では対象インフラの設計がNotebook中に明示的/暗黙的に浮き上がってくることになるが、これは #縦か横か_-_設計と設定の関係性 やインフラの自律性に関する議論ができると良いかもしれない。 (くるくる向上するモデルの絵)